50才代、女性、立ち仕事、20年来の患者さん。
最近、初めてヨガをして、がんばりすぎたのか、全身、ゴワゴワなので、診てほしい。
手を着いたのか、右手の親指が、痛いので診てほしい。
うつむき時、左足が、３mm長く、骨盤を調整。
首の骨1番5番、背中の骨3番、腰の骨1番3番を調整。
全体の筋肉の状態を診ながら調整。
仰向きで、右手を診ると、よくズレている親指の付け根をボキ音と共に調整したが、手首を動かすと、まだ親指が突っ張る。
手首と肘の間にある、長母趾屈筋の所々に、筋硬直があるので調整すると、手首を動かしても、親指の痛みはなくなった。
50代になると、老眼が出だします。
老眼は、体全体の筋肉が、老化してきたサインです。
なんとかしないといけないと感じて、運動を始めます。
急に運動をはじめて、頑張りすぎて体を痛めるのは、この年齢に、よく診られます。
親指は、付け根の関節調整で、回復することが多いですが、 今回は、親指を動かす筋肉側にも、問題があったようです。
メルマガ 1007号親指は、ものをつかんだり、挟んだり、大切な指です。
無理せず、大事に使いましょう。