今年の初山スキーは伊吹山へ
【日 時】 2010年1月17日(日)
【行き先】 伊吹山(1,377m)
【天 気】 曇り
【メンバー】 ラ・ネージュ会員5名
【コース・タイム】
登山口 9:30
(スタート)
1合目 (シール装着) 10:00
3合目 11:20
スキーリフト最上部 12:20
トラバース開始 13:00
折り返し点 13:35
折り返し点より滑降開始 14:15
登山口 16:30
(滑降終了)
今回のトラックログ
登行開始
1合目までは担いで
今年最初の山スキーとして、ラ・ネージュの大谷さんから誘いを受けて、同会の旗開きツアーとして伊吹山を登ることとなった。伊吹山は夏には別の会で花のボランティアガイドをさせていただいている私にとっては、思い入れのある山である。今年の滋賀県の積雪状況は、去年が少なかった県の東北地域にピンポイントにふっていて、この伊吹山も例年になく積雪が多い。今日の参加者は旗開きツアーとしては少し寂しい5名だった。
1合目到着
厳しい登り1
最近まで動いていた3合目までのゴンドラがストップしているため、最初から足で登らねばならない。しかも1合目まではスキーを担いで登山道を登ることとなる。写真のとおり、登山口からすでに積雪は多い。しかも、何カ所も倒木が登山道を防いでいて、迂回したり、屈んで通過せねばならなかった。9:30に登山口を出発し、1合目には10:00到着。
3合目を過ぎて
厳しい登り2
天気予報では今日は曇りであったが、それ以上に天気は悪かった。風はないのだが、ガスがきつく、視界がほとんどなかった。3合目手前の斜面がけっこうな勾配できつい上に、天気が天気だけにかなり疲れた。しかもメンバーの一人とはぐれてしまって、かなりの時間をロスしてしまった。
クマ現る
登山者も多く
はぐれていたメンバーともリフト最上部で出会え、快調に登って行くと、右手の谷の向こうに熊らしき動物が見られた。まだ冬眠していないのだろうか。3合目でロスした時間を取り戻すべくがんばって登った。今日はアイゼンでの登山者も多く、五合目ではたくさんの登山者にも出会った。
トラバース
隣の尾根に出る
そもそも今日のコースは、7合目くらいから右にトラバースして南陵尾根をくだる事になっていた(それで車をその下り口にデポしておいた)ので、大谷リーダーの号令で一つ右手の尾根へとトラバースした。そして間もなく隣の尾根に取り付くことができた。この辺りの積雪は2mを越えているだろう。
折り返し点で集合写真
滑降風景1
ところがいっこうに天気の回復が見られず、視界も悪く、しかも時刻も午後1時をまわってしまったので、1,160m地点で登頂と南陵尾根への移行をあきらめ、来た道を滑降することとなった。ここで遅めの昼食をとり、一息いれて、滑降となった。
滑降風景2
滑降風景3
とにかく視界が悪いので、思い切り滑れない、雪質もトラバースした林間を除き、モナカ状の雪質で、滑りにくかった。元の登山道に戻っても、スキー場自体が閉鎖されたコースは登山者のアイゼン等で荒れていてこちらも滑りにくかった。
ルートを探る
マイ画像(1合目にて)
下りもかなり苦労して、1合目からは板を担いでくだった。やはり山スキーもお天気次第だということを痛感した一日だった。天気さえよければ、メンバーどうしはぐれることもなかっただろうし、ペースももっと上がり計画どおり南陵尾根を滑降できただろう。それでも本年初雪山スキーを充分堪能した1日だった。