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コハクチョウ
びわ湖へ渡ってくるコハクチョウは「湖北町の鳥」で、北極(ほっきょく)に近いシベリアの北部で生まれます。5〜6月頃生まれたヒナは2カ月くらいで飛べるようになり、10月末にびわ湖へ渡ってきます。
びわ湖へは1971年頃から定期的(ていきてき)に渡ってくるようになり、今では毎年若鳥(わかどり)を連れたたくさんのコハクチョウの家族(かぞく)が見られます。



コハクチョウは家族(かぞく)のまとまりが非常(ひじょう)に強く、冬の間中、家族(かぞく)は一緒に行動します。灰色(はいいろ)がかったのが子どもたちです。▼翼(つばさ)を広げたときの長さは約2メートル、重さは約5キログラムもあります。▼センター周辺にはマコモや水草がいっぱいあり、住み良いところです。さかだちしている姿(すがた)は、大すきな水草や茎(くき)を探(さが)しているところで、とてもユーモラスです。▼特にこの水鳥公園(みずどりこうえん)ちかくには、多いときにはびわ湖へやってくるコハクチョウの8割(わり)近く約250羽(1997年)が見られることもあり、「水鳥公園(みずどりこうえん)の女王(じょうおう)」といわれるほどの美しさです。

湖北地方のコハクチョウの渡来数の変化
初認 終認 最高羽数 最高の日付

1971/11

初認

-

-

-

1972-73

-

-

5

-

1973-74

-

-

-

-

1977-78

-

-

36

-

1978-79

-

-

13

-

1979-80

-

-

9

-

1980-81

-

-

35

-

1981-82

-

-

25

-

1982-83

10/23

03/06

47

02/09

1983-84

10/18

03/11

51

01/21

1984-85

10/26

02/24

78

02/11

1985-86

10/28

03/13

148

01/15

1986-87

10/19

02/23

152

01/04

1987-88

10/16

03/14

182

02/27

1988-89

10/18

02/19

216

01/13

1989-90

10/22

02/22

191

01/16

1990-91

10/12

03/07

102

11/18

1991-92

10/24

03/10

152

01/05

1992-93

10/18

03/13

182

11/30

1993-94

10/15

03/08

256

12/02

1994-95

10/23

03/05

301

01/03

1995-96

10/15

03/17

279

01/21

1996-97

10/15

03/16

222

11/30
1997-98
10/18 03/10 285 01/14
1998-99 10/22 02/28 230 02/28
99-2000 10/18 03/15 185 02/01
2000-01 10/19
03/03
350 02/17
2001-02 10/19 03/11 330 01/20
2002-03 10/17 03/21
496
02/01
2003-04
10/22
3/27
378
1/29
2004-05
10/18
3/21
331
1/08
2005-06
10/12
3/5
905
1/15
2006-07
10/15
3/7
464
11/22
2007-8
10/15
4/5
511
1/12
2008-9
10/10
3/11
489
1/11
2009-10 10/9 3/3 512 1/21
 2010-11  10/13 3/8 583  2/14
 2011-12  10/11 3/22 651 2/27
2012-13   10/9 3/10  626 1/10 
 2013-14 10/15 3/23  443 2/14 
 2014-15  10/12 3/28 423  12/19
 2015-16 10/7 3/17 451 1/31 

(湖北野鳥の会による)

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