伝教大師  最澄  (767~822)
平安時代に比叡山延暦寺で天台宗を開祖
根本中堂
相輪橖
瑠璃堂
釈迦堂
浄土院
最澄は、この坂本の付近に入植(開拓のために,移り住むこと)していた渡来人の家系の出で、この坂本の生源寺 (しょうげんじ)で誕生した伝説もある。
根本中堂は、叡山の中核で、一段下がる内陣には、
1200年の消えずの法灯が燈っている。
本堂は国宝であり、 ご本尊は健康を授ける薬師如
来である。
堂の中に <一隅を照らす これすなわち国宝なり 
: 自分自身が置かれたその場所で、 精一杯、世の
ため人のためになるように努力することで、お互いが
助け導き合い、思いやりの心で明るく光り輝くことので
きる人こそ、貴い国の宝なのです。> という最澄の
中国からの言葉が掛けられている。 修行、学問、教
育の場としての寺の一面がひしひしと伝わってくる。