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 春になって、メダカ池のホテイアオイはすっかり枯れたままだったので、全部引き上げたところ昨年の夏よりわずかながら繁殖していた藻(も)が一面に増えてきました。
 下の写真の黄緑色に浮いているのがそうです。
とってもとっても増えてくるこの藻の正体はいったい何なんでしょうか?

 そこで藻を採取して、顕微鏡で見てみました。でも名前がわからないので専門家の先生にお尋ねしたところアオミドロとサヤミドロであることが判明しました。

 アオミドロ

濃い緑色で太い髪の毛のような繊維のものです。どちらかというと水中から下の方にあります。

 サヤミドロ

薄い黄緑色で水温が上がると水面にたくさん浮かんできます。細い繊維質で、手で絞ると綿の様になります。
繁殖率はすごく、掃除が追いつきません。


どちらも植物や、生きものに与える影響はあまりわかりませんが、田んぼに繁殖すると草を抑える働きがありそうです。
う〜ん勉強になるなーっ。


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