M O Z A R T B A R K I E L
モーツァルト・バー・キール
090-6209-3911
大津市浜大津2-1-17 1番街1F
京阪浜大津駅からすぐ近く(下に地図)
京都からは京津線に乗ると便利です。


キールの企画


4月30日(日)モーツァルトの会「ウィーン時代のモーツァルトの年俸から見えてくるもの」
3月26日(日)モーツァルトの会「ヴェルサイユ宮殿のオルガニストのオファーを断ったモーツァルトの心境」は終了しました。

滋賀報知新聞モーツァルトコラム 新シリーズ『関西人になったモーツァルト』掲載中。

   
営業日=月〜土(OPEN:Monday-Saturday)
  定休日=日祝日(CLOSED on Sundays and Nationa Holidays)

 
こんなお店



モーツァルトの音楽とスローライフにふさわしいベルギー
ビールやシングルモルトウイスキー、色鮮やかなカクテル
 など心行くまでお楽しみいただける店です。モーツァルトの
調べが心を潤し、心地よい酔いが至福の時を奏でてくれま
 す。浜大津にこんな店があったのかときっと驚かれるはず。
  また月に一度『モーツァルトを聴く会』も行っております。
心癒されるひと時をキールでご一緒に味わってください。
どうそ気軽にお入り下さい。暖かくお迎えします。


おすすめ


モーツァルト・バー・キールは20種類のベルギービールを
取り揃えてお客様をお待ちしております。世界に一つしかな
い自然発酵ビールのランビックや芳醇なトラピストビール、
ワインを思わせるようなちょっと酸味の利かせたビールなど
どれも個性豊かです。モーツァルトのゆったりした音楽にベ
ルギーのビールはスローライフの、最高の取り合わせです。


モーツァルト・バー・キールはアイラウイスキーなど各種の
シングルモルトウイスキーを取り揃えてお客様をお待ちして
おります。ストレート、ロック、トワイス・アップなどお好
みに応じてお楽しみいただけます。何種類かテイスティング
しながら、モーツァルトの調べに身をまかすのもまた最高の
楽しみ方です。ゆったりとした時の流れを、満喫ください。

モーツァルト・バー・キールは色とりどりの鮮やかなカクテ
ルでお客様をおもてなしいたします。ショートカクテル、ロ
ングカクテルなどお好みに応じてお作りしますので、お気軽
にリクエストください。ノンアルコールカクテルもご用意し
ておりますのでお車でおいでの方もお楽しみいただけます。

モーツァルトを聴く会

毎月1回,モーツァルトを聴く会を開催しています。
テーマを決めてモーツァルトのいくつかの曲を楽しむ企画です。
時間は午後2時から4時まで。席数に限りがあるので必ず予約を
お願いします。(090-6209-3911)1000円ワンドリンク付きです。
次回は 4月30日(日)を予定しています。4月のテーマは 「ウィーン時代のモーツァルトの年俸から見えてくるもの」です。
ロケーション
京阪浜大津駅徒歩2分。酒亭「おふく」角、左折すぐ一番街ビル1F奥。

ライブ
8月27日 スカイプラザ「響」ホールにて
テーマ『モーツァルトのソロからクインテット」
演奏 大阪モーツァルトアンサンブル



リンク
[ラッシュライフ] キールのマスターが京都で一番好きななジャズ喫茶


[京都まほろばツアーズ] 京都の観光ならここにおまかせ


[大阪モーツァルトアンサンブル] モーツァルト好きにはたまらない




『関西人になったモーツァルト』(滋賀報知新聞連載中)
(11)おとーちゃんがゆーた事は、ぜんぶその通りやけど。

 頭脳明晰、日頃は冷静なレオポルトも、ぞっこん惚れ込んだ少女を連れてイタリアに行き、オペラで一旗揚げるという息子の呆れた提案には、ぶち切れ
た。「お前は他人のために、自分の名声や利益ばかりか、家族の利益も犠牲にしてしまうのか!」こういう叱咤に対し、父親に歯向かう術を知らないお調
子者のモーツァルトは、とりあえずこのまま父親の機嫌を損ねては厄介になると気づき、恭順の姿勢をまずは示しておくのが得策と、次のように返信した。
「ウェーバー嬢についておとーちゃんがゆーた事は、ぜんぶその通りやわ。手紙で書いたよーに、彼女がまだあまりに、わこーて、もっと演技力つけなあ
かんこと、それに前もって、舞台経験をせなあかんことなんか、おとーちゃんと同じよーに、僕もわかってたんやけどな。…僕もちゃんとあの人らに言う
てたんやで。『彼女はもうちょっと辛抱しなあかんで』とか『まだちょっと若すぎるからなあ』とか。あの人らは僕のこと言うこと何でも聞き入れてくれ
るんや。そら、僕のこと、めっちゃ、たこー評価してくれてるからな。」こう書いたものの、すべて父親の言う通りと、全面敗北を認めるのは悔しいので、
ひとつだけ指摘が外れていることを、その後に付け加えた。「おとーちゃんが言うたことは、みんな正しいけど、ただひとつだけ、彼女がガブリエーリみ
たいに歌う、というのはまちごーてるわ。もし彼女がそんな歌い方したら、僕が彼女のこと気に入るはずがないもん。」うまく話題を当時著名な歌手であ
ったガブリエーリ譲の批判にすり替え、その後、またアロイジアの美点をつらつらと書き連ねた。「おとーちゃんも知ってるやろ、ラーフさん(プロ歌手)
が、お世辞を言う人でないこと、その人が、『彼女は学生なんてものじゃない、まるで先生みたいに歌った』とお墨付きをくれたんや。」モーツァルトは
精一杯の反論をしてみせるのだった。


(12)僕には信頼してる3人の友達がいるねん

 パリへ行けという父親の厳命を受けて、しぶしぶ承諾したモーツァルトだが、そこはお調子者の本領発揮で、気持ちを瞬時に切り替えて、パリへの期待
感をレオポルトに示した。「パリのコンセール・スピリチェルは、ほんま楽しみやわ。多分、なんか曲、作らなあかんやろなあ。そこのオケ、めっちゃ上
手いし、パワフルなんやわ。僕の一番はまっている『合唱』も、あそこやったら、上手いこと演奏されるはずや。フランスの人が合唱を重んじてくれてい
るのは、嬉しい限りやわ。…期待しててや。モーツァルトの名前にさらに箔をつけるため全力尽くすで。」さらにモーツァルトは、自らに課された家族の
一員としての義務も、間違いなく果たすと誓い、次のように書いた。「僕がおとーちゃんのこと忘れるやろなんて、絶対に思わんといてや。そう思われる
と、たまらんわ。はよー、一緒に生活して、幸せに暮らすために、頑張ること。昔も、今も、これからも、僕の願いはそこにしかないんや。でも、そのた
めには、我慢が必要。何でも思た通りまっすぐは行かへんもんや。そこんとこは、おとーちゃんの方が、僕よりよー分かってるやろ…バイエルンで万一戦
争でも起こったら、すぐにこっち、追いかけてこなあかんで。」そして最後に、またもご機嫌取りの言葉で手紙を締めくくった。「僕には信頼してる3人の
友達がいるねん。頼りになってどんなことがあってもへこたれへん友達。具体的に言うと、神様とおとーちゃんの頭と僕の頭のことや。おとーちゃんと僕
の頭は、もちろん、ちゃうけど、それぞれ、得意分野では、めっちゃ優秀やし、大いに役立ってる。今は僕が負けてることでも、そのうち、僕の頭も、お
とーちゃんに近づけるんちゃうかと、期待してるんや。ほんなら、おとーちゃん、身体気つけてな。陽気にしなあかんで。」