6月比叡山の植物


6月の比叡山で見ることができるの草木を写真で紹介します。



(1)ブタナ (2)ホタルブクロ  (3)コナスビ  (4)スイカズラ  (5)ツルアジサイ (6)タツナミソウ (7)コアジサイ  (8)ムラサキシキブ  (9)ギョウジャノミズ  (10)サルナシ (11)キツリブネ  (12)ヒメジヨン  (13)コゴメウツギ  (14)ヘビイチゴ (15)ニワトコ  (16)ウノハナ  (17)ウリハダカエデ (18)マタタビ  (19)ヤマアジサイ (20)ミゾホウズキ  (21)ミズタビラコ (22)ボダイジュ  (23)ナツツバキ (24)トウバナ (25)サワギク (26)ナガバモミジイチゴ (27)ニガナ (28)ショウジョウバカマ

ブタナ[きく科]

葉は根本にあるのみ。ヨーロッパ原産の帰化植物。1933年に北海道で初めて発見。最近比叡山へ移入 してきた。


ホタルブクロ[ききょう科]

山地にはえる多年草。花の中にホタルを入れたことからこの名前が付いた。


コナスビ[さくらそう科]

原野山地にある。多年草木6~7月頃黄色の花をつける。果実の形がナスの実に似ているのでこの 名前がついた。

スイカズラ[すいかずら科]

初夏のころ、白色と黄色の花をつける。冬でも葉が落ちないので忍冬の名がある。茎、葉は薬用になる。

ツルアジサイ(ツルデマリ)[ゆきのした科]

大樹の幹にはい上って、一面に白い花をつけている。

タツナミソウ[しそ科]

山地に生える多年草。葉はどれも同じ大きさ。

コアジサイ[ゆきのした科]

葉は対生。初夏にうす青色の花をつける。装飾花がない。

ムラサキシキブ[くまつづら科]

秋になると紫色の果実がつくので、この名前がついた。

ギョウジャノミズ(サンカクヅル)[ぶどう科]

巻きひげを出して、他の植物に巻きつく。果実は秋に黒く熟して食べられる。

サルナシ[さるなし科]

つる性植物。マタタビに似ているが果実の形がちがう。

キツリブネ[つりふねそう科]

山のやや湿った木陰に生える。舟をつり下げたような形をしているので、この名前がついた。

ヒメジヨン[きく科]

明治維新前後に外国から渡来した植物。現在では日本各地で見られる。

コゴメウツギ[ばら科]

5~6月頃に小さな花をつける。比叡山には比較的多い。

ヘビイチゴ[ばら科]

道ばたに生える多年草。花弁5枚。紅色の果実をつける。

ニワトコ[すいかずら科]

葉のつき方に特徴がある。葉は薬草として使われる。

ウノハナ

ウリハダカエデ[かえで科]

山地に多い落葉高木。幹は緑色でなめらか。ウリのはだに似ているのでこの名がついた。

マタタビ[さるなし科]

山地にはえるつる性植物。夏期に五弁で梅花状の花をつける。虫が入った果実は表面に凸凹ができ 薬用になる。猫が大変喜ぶ。

ヤマアジサイ(コガク)[ゆきのした科]

初夏に山地に咲く。花は白色であるが、うす青色のものもある。

ミゾホウズキ[ごまのはぐさ科]

山麓の湿地にはえる多年草。茎は方形、葉は対生。黄色の花をつける。

ミズタビラコ[むらさき科]

山地に湿地にはえている。花が房状のようについているのが特徴である。

ボダイジュ

中国原産。寺院に植えられる。6月頃淡黄色の香りのよい花を開く。

ナツツバキ(一名シャラノキ)[つばき科]

7~8月に径約5cmの白色の花をつける。釈迦堂、浄土院にも「婆羅樹」として大切に保護されている。

トウバナ[しそ科]

五重塔の形に花がついている。和名は「塔花」の意味。

サワギク[きく科]

深山の湿地にある。全体が弱々しい菊。比叡山では比較的少ない。

ナガバモミジイチゴ[ばら科]

山野の日当たりの良い荒地路ばたに多数ある。5月に白色の花をつけ6~7月に橙黄色の 果実をつける。大変美味。

ニガナ

ショウジョウバカマ