滋賀県で育てられた肉牛は「近江牛」とよばれ、おいしいことで全国に知られています。肉の中にこまかいクリーム色の質のいい脂肪がつまっているのが近江牛の近江牛の特ちょう。これがきめこまかく柔らかい肉のもとになっています。種類は「黒毛和種」で、他の産地とほぼ同じですが、地域の風土や飼育の方法が独自の味を作りだします。
むかしはどの農家も牛を飼っていましたが、今では専門の農家が大規模に育てており、一戸あたりの飼っている数は約100頭と日本一。肉牛農家では生後8〜10ヵ月の牛を買ってきて2年間ほど飼ったあと、近江牛にしあげて、出荷します。牛1頭(体重が650キロとして)から240〜250キロのお肉がとれます。一人前200グラムのステーキなら1,200人分以上ですね。