Cレーションに挑戦2

 コンバットレーションとは簡単に言うと戦場での携帯食でありまして、今日いろいろな物が開発されています。今回挑戦したのは米軍にて普及している物らしく、とある大阪のガンショップにて1500円ほどで売られていた物を購入しました。

今回はメニューナンバー堂々の1番で。

「MENU NO.1 GRILLED BEEFSTEAK」



 んで、中身。(以下表記は食後に訳してありますが、もちろん食前には一部以外さっぱりでした。)

     ビーフステーキ
     メキシコ風?ライス
     ビーフジャーキー
     ???
     クラッカー
     ピーナッツ バター
     コールドドリンク(チェリー味)
     ミニパック
     MREヒーター



 ミニパックの中身。

     コーヒー
     砂糖
     粉末ミルク
     タバスコ
     塩
     ガム
     お手拭き
     ティッシュ
     マッチ



 もはや食べるまでの作業は前回で分かっているので、さっそく調理開始。ですか、表に何も内容が表記されていない袋が気になります。
これ。中身不明…。



 意を決して開封。

「………」
 市販されてそうなお菓子です。中身は、キャラメルを棒状にした物でした。しかも2本も
 まったく、外装に何が入っているかぐらい書きなさいよ〜。



そんなこんなで出来上がりです。


上段:ビーフジャーキー・キャラメルバー・ピーナッツバター・クラッカー・コールドドリンク・コーヒー
下段:メキシカンライス・ビーフステーキ


 ではさっそく試食開始。今回の試食は我がお袋様も参加。

 メインのビーフステーキ。食べようとしたところ、スプーンでは非常に食べにくいことが判明(当たり前)。「兵隊さんもナイフとか持っているだろうし」ということで、ナイフを使用。
 「もぐもぐ…」あまり美味しくなかったです。ビーフステーキというわりに、『肉を食っている!』という食感が皆無。お袋様は「固めたツナフレークみたい」とのご意見。なるほど味もそんな感じ。

 次にメキシカンライス。量は少なく、なんといいますか、中途半端に辛く味付けしてあるだけ。美味いとも不味いともなんとも…。

 クラッカーとピーナッツバターに関しては特に前回の物と変わりないです。バターの量は相変わらずでして、今回は全部食うのはやめました。
 お袋様曰く「バターは少ししょっぱい」そうで、確かに日本のピーナッツバターに比べるとかなり塩辛いですね。前回は気が付きませんでしたが…。

 ビーフジャーキーについてはそのまんま。一般に売っているスティックサラミと似た感じですね。キャラメルバーも同じくただのキャラメル。

 ドリンク類に関してはまぁ、良かったです。甘めのコールドドリンクと一般のインスタントコーヒーなので、問題なし。お袋様曰く「(コールドドリンクが)色が気味悪くて飲む気がしない」そうで…。


 さて、総評です。
 全体としては大ハズレ
 メインのビーフステーキが味から食感から「ちょっとこれ、本当にビーフなの?」ってな代物でして、これならジャーキーの方がまだビーフの味がすると完全に言い切れます。
 サブメニューであるメキシカンライスも、お世辞にも美味いとは言えない出来で、残りの品はお菓子とドリンクだけだし、これでドリンクが不味かったらとても食ってられんですよ。はい。

 以上で今回の報告は終了です。なお、メニューナンバー2の品物も仕入れてありますので、大ハズレのトラウマを克服したらまた挑戦します。
 それでは。  

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