Cレーションに挑戦3

 コンバットレーションとは簡単に言うと戦場での携帯食でありまして、今日いろいろな物が開発されています。今回挑戦したのは米軍にて普及している物らしく、とある大阪のガンショップにて1500円ほどで売られていた物を購入しました。

今回はメニューナンバー2番で。

「MENU NO.2 BONELESS PORK CHOP」



 んで、中身。(以下表記は食後に訳してありますが、もちろん食前には一部以外さっぱりでした。)

     ポークチョップとヌードルのジャマイカン風味
     リンゴのスパイスソース
     パウンドケーキ
     ベジタブルクラッカー
     チーズスプレッド
     コールドドリンク(グレープ味)
     ミニパック
     MREヒーター



 ミニパックの中身。

     コーヒー
     砂糖
     粉末ミルク
     タバスコ
     塩
     ガム
     お手拭き
     ティッシュ
     マッチ



 今回は特に内容物不明なパッケージはない模様。だいたい中身の推測できる物ばかり。というわけでサクサクと調理していきます。

 だがしかし、暖めたレトルトパックの封を切り、ポークチョップの中身を皿に出すと、何か見覚えのある形の固形物がソースと共にゴロリ。一瞬脳裏にわき起こる大ハズレのトラウマ。  冷や汗垂らしつつ、出来上がりです。


上段:ベジタブルクラッカー&チーズスプレッド・パウンドケーキ・コーヒー
下段:リンゴのスパイスソース煮・ポークチョップ〜・コールドドリンク


 では少々怯えながら試食開始。今回の試食は我が弟も参加。

 メインのポークチョップ。ソース部分は問題なく細切りパスタもそれなりに美味しい。だが、予測していた恐るべき事態が的中。
 前回のビーフステーキと同様に、味も食感も肉と呼ぶにはおこがましい、ある意味ミステリーな食材が使用されていました。
 前回といい今回といい、違う肉の料理なのにほとんど同じ食材使いますか………
 弟よ、「缶詰の大和煮みたいな味」と言いながら、何故に流しへ吐いている? そこまで不味いですか…。

 げんなりしつつも次にリンゴのスパイスソース煮へ。スライスしたリンゴを煮てあるのですが、味はいまいち。トルテリーニのアップルソースの方がまだもう少し美味しかったと思います。

 ベジタブルクラッカーとチーズスプレッド。どうやら野菜を非常に細かく刻んだ物がクラッカーの生地に混ぜてあるようで、味は普通のクラッカーそのまんま。チーズスプレッドについては、ピーナッツバターよりは美味しくいただけました。ただ、チーズ嫌いな人にはどうかと。

 パウンドケーキについてはそのまんま。一般に売っているお菓子とさほど変わりありません。。

 ドリンク類はいつもながら問題なし。甘めのコールドドリンクと一般のインスタントコーヒーなので、


 さて、総評です。
 全体としてはビーフステーキよりはまだましだがハズレ
 前回と今回で似たような食材を使い回しする傾向がかいま見え、他のメニューに挑戦する気力がちょっと、いやかなり減衰。
 全部で20をこすメニューがあるらしいこのシリーズ、もしも全メニュー完食するとしたら、いったいあと何回、あの謎の食材に遭遇するのでしょうか…。

 以上で今回の報告は終了です。家の在庫切れですので、そのうち次の商品を仕入れに行かないといけませんね。
 それでは。  

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