Cレーションに挑戦8

 コンバットレーションとは簡単に言うと戦場での携帯食でありまして、久々更新となる今回はおなじみ米軍にて普及しているMREレーション、ショットショーというイベントで売られていた物を購入しました。

ベジタリアンメニューがあったので、それを選んでみました。

「MENU NO.14 PASTA AND VEGETABLES IN ALFREDO STYLE」
「VEGETARIAN」と書いてあるので、菜食主義者用のメニューですね。



 んで、さっそく中身を明けてみることに。(以下表記は食後に訳してありますが、もちろん食前には一部以外さっぱりでした。)

     アルフレッドソース風パスタ?
     桃
     塩炒りピーナッツ
     クラッカー
     ピーナッツ バター
     パウンドケーキ
     ミニパック
     MREヒーター(写真省略、というか忘れ)



 ミニパックの中身。

     アップルサイダー
     アイスレモンティー
     IODIZED SALT
     SEASONING BLEND SALT FREE
     ガム
     お手拭き
     ティッシュ
     マッチ



 あれ?なんか以前のパックと内容が違う…。タバスコが入ってなくて代わり?に塩らしいものが2種類も入ってます。「IODIZED SALT」の方は以前のパックにも入っていたみたいですが…。
 調べてみると、「IODIZED」の方はヨウ素添加塩で、純塩とは違いますがごく一般的な塩らしく、「SEASONING」は海の塩、日本で言うところの伯方の塩?みたいなもののようです。
 ヨウ素添加塩を取ると甲状腺機能の低下が抑えられるそうで、海の塩はさまざまなミネラルが摂取できる…なるほど、塩といってもいろいろあるんですなぁ…。

 で、塩が2種類も入っていたり、ピーナッツバターが塩味濃い目だったりするのにも関わらず、塩炒りピーナッツなど入れてくるアメリカさんの神経について、ここでは深く語るのはよしておくとして、今回悩んだのはサブメニュー。
 サブメニューは温めて食べるものがあるので、メインメニューと同じようなパッケージになっているのが多いのですが、「PEACHES(桃)」なんて書いてあると、温めていいのやらそのまま食べていいのやら非常に悩みました…。結局温めてみたわけですが、袋開けて出てきたのはまさしく桃の缶詰の中身と同じ物体。しいていうなら細かくなってることだけです。
 頼むからメーカーさん、温めていい物かそうでないのか、サブメニューにきっちり書いてください…。


上段:パウンドケーキ、クラッカー、塩炒りピーナッツ、アップルサイダー、アイスレモンティー
下段:桃缶、アルフレッドソース風パスタ


 メインメニューはチーズを主体にニンジンやグリンピースなどの野菜とパスタを煮込んだ物のようで、少々チーズに粉っぽさがある以外は結構おいしく頂けました。

 桃缶もどきは…、先に書いたとおり温めてしまい甘さ倍増でした。ピーナッツバターの塩味がこんなところで役に立つとは…。

 パウンドケーキ、クラッカーは相変わらず。

 ドリンク類も相変わらずでした。


 さて、総評です。
 全体としては当たり外れなし、そこそこといったところですか、桃缶も温めなければそれなりに食べられる品であることは確かです。欲を言えば、こぅ、メインを増やすか、サブにもうちょっと腹にたまる物が欲しいと思います。
 いつもながら、絶対ピーナッツバターの分量は間違ってる。明らかに多すぎ。もう少し減らして、低カロリーな物でも一品増やせと激しく言いたいです。

 今回のレビューはここまで。ショットショーでは無難そうな物を3品ほど買ってきてあるので、あと2品、そのうちに試食してアップしますですよ〜。  

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