スクラッチ品 日立タイプCタンク

棚上鉄道C422号機

日立製の近代的なC型タンク機。老朽化した古典機の置き換え目的で、津軽鉄道より譲り受けた機関車。

形式の42は機関車の重量を表しており、地方私鉄の機関車にしては大型と言えよう。

現在も棚上鉄道の主力機として頑張っており、間近に控えたディーゼル化の後も

予備機として最後まで残る蒸気機関車と思われる。

日立タイプCタンク

今年の初夏に天賞堂のエバーグリーンショップを訪れた時に衝動買いしたものです。各所にエコーの小型蒸機用パーツを使いながらも、

全体的にはほぼスクラッチと呼べる出来です。かなり腕とセンスの有る方が手掛けたと思われます。

歪み無くきっちり長方形に組まれたサイドタンク、洋白でしっかり作ったロッドとバルブギヤに軸箱可動の動輪、

ゆるやかにカーヴを描いてアクセントを持たせた前梁部などなど・・・全体にアッサリした出来ながら見所はいっぱい有ります。

ただキャブ周りの造作があまりにも殺風景なのが唯一の難点ですが・・・モデルとなった実機がそうだったからなのでしょうか?

津軽鉄道のC422号機がモデルらしいですが・・・ネットで検索してもそういう機関車はヒットしませんでした(^^;本当に実在したカマなのかな?

(津軽といえばあの東野に移ったDC20が有名ですから、その投入以前に活躍していたのでしょうかね???)

よく出来たモデルなので、とりあえずキャブ周りだけ何とか手を加えてやろうかとは思っております。ドアや窓枠を付けるとか・・・

キャブ内にはデン!とカンモーターが鎮座しております(^^;

サイドタンク内部がスカスカなので軽い軽い。ギッシリとウェイトを積んで牽引力アップを目論んでマス。

う〜ん・・・いかにも60年代地方私鉄のへろへろ〜なカマ・・・格好良いですねぇ(^^)

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