EF58(KATOプラ製品改造)
その2〜国鉄からJRへ 現代のゴハチたち〜
1・19・27・146号機と立て続けにKATOのゴハチを国鉄仕様に加工してきたが、運転会等で
JR系の車輌と競演させる為にはやはり「JRのゴハチ」も欲しい・・・と、いうわけで新たに
150号機をJR西日本仕様にて竣工させた。今後このシリーズが続くかどうかは今のところ未定ではあるが、
122号機、157号機あたりはJR仕様で模型化してみたいところではある。
なお61・89号機は余りにも作例が多い上、完成品としても多数出ているので今のところ作る気は全く無い(断言)。
150号機(JR西日本動態保存機)
通称、「イゴマル」。2009年現在、唯一稼動状態にあるEF58。
昭和33年に第12次増備車として落成以後、長らく宮原機関区に所属、東海道・山陽本線で活躍を続けた。昭和61年に一旦は廃車になるものの、
原型小窓の美しい姿を維持し続けたのが功を奏してか、分割民営化直前の昭和62年3月に奇跡の復活を果たし、
その際塗色も懐かしいぶどう2号に塗り直され、新生JR西日本のイベント機関車として第二の人生のスタートを切った。
現在まで数多くのイベント列車を牽引するなどJR西日本のシンボル的存在だったが、ここ数年は客車列車自体の減少によって
その活躍の場をほとんど奪われてしまい、本線上でその麗姿を目にする機会は稀になってしまった。
2009年1月に台検の為宮原から下関に回送され、出場試運転では久しぶりに本線上を自力走行し周囲に健在ぶりをアピールした。
しかし宮原に戻って以後は再び沈黙を貫き、今後についてはなお予断を許さない状況が続いている。
例によってKATOの初期製品(テールが点灯タイプ)がベース。基本的な加工は今までのゴハチ改に準ずる。
JR仕様の150号機の姿を再現すべく、
正面ステップ三分割化(トミーEF66の余りパーツを用いてそれらしく)
やや低い位置のヘッドマークステイ(上部をヤスっただけのインチキ加工)
そして屋根の黒色塗り(ちょっとマスキングミスっちゃった、テヘッ☆)等を施した。
正面はもう少し鼻筋をクッキリ出したかったorz
次回作以降への課題であろう。
屋根上に鎮座するJR無線アンテナが復活機の証し。
塗装はGMのぶどう2号がそのまま塗ると余りにもミルクチョコレートで変なので
自家調合したものを用いた。個人的にはまずまずの色合いが出たかと・・・