棚上鉄道 オハ311
(珊瑚・オハ31 キット組)
昭和36年の踏切での列車とトラックの衝突事故で、棚上鉄道は虎の子の気動車2輌が一度に使用不能になり、
木造のナハ22000とマッチ箱改造の2軸客車が各1輌という極度の輸送力不足に陥った。
この窮状を打開すべく、同鉄道は東野鉄道で廃車予定だったボールドウィン2号機を急遽譲り受け、
同じく国鉄で廃車前提だったオハ31形を2輌購入し輸送力の改善に努めた。
余談であるが、この事故で棚上鉄道のディーゼル機関車導入は立ち消えとなってしまった。
結果、同鉄道の動力近代化は5年は遅れたと言われている。
珊瑚の古いキットをストレートに組んだ物です。その分、塗装で地方私鉄らしさを出してみました。