副長


出身地 日本
役職 副長

副長になると、帽子・袖のラインが2本になる。

−副長 の階級を考えてみる−
まず「副長」と呼ばれていますから、副艦長ではないかと思われます。
普通、副艦長には、佐官の『中佐』もしくは『少佐』が務めます。
「副長」はオオタ中佐の事を「オオタ君」と呼んでますから、少なくとも同階級かオオタ中佐の上官である事は明らかです。
又、タシロ艦長は『大佐』としましたから(タシロ・タツミ参照)、「副長」が同階級の『大佐』だとも考えられません。
よって、ヱクセリヲン乗艦時は『中佐』であると思われます。

では、ヱルトリウム乗艦時でも副艦長で『中佐』だったのでしょうか?
ヱクセリヲン乗艦時に艦長であったタシロ・タツミは、ヱルトリウム乗艦時に提督にまで進級しています。
又、ノリコも『少尉』から『中尉』に進級しています。
タシロ艦長の右腕である、「副長」が進級していない分けがありません。
進級していたとすると、『少佐』から『大佐』以上に、役職も副艦長から小型艦の艦長程度になっていてもおかしくありません。
ここで、タシロ・タツミの所で触れたように、進級スピードから階級を考えてみます。
『中佐』の「副長」が、ヱクセリヲンで地球に帰還してから、ヱルトリウムに乗艦するまで約三年です。
『大佐』という階級は、『少佐』『中佐』などと比べて、次(少将)に進級するまでの時間が長く、最低でも5〜6年以上務めます。
(『大尉』も『少尉』や『中尉』よりも進級までの期間が長い)
「副長」が『少将』に進級するには、時間的に無理なので、ヱルトリウム乗艦時は、『大佐』だということになります。
次に、ヱルトリウムでの役職ですが、副艦長の他に「副長」と呼べるものがないか無理矢理考えてみると、”参謀副長”というのがあります。
文字どうり副・参謀長で、就任するのは、『大佐』もしくは『少将』なので「副長」にピッタリなのですが、
参謀長が登場しない事と、タシロ・タツミのNo.2的意味合いが強い「副長」という事を考えると、やはり「副艦長」としての「副長」とする方が自然なようです。

よって、
エクセリヲン乗艦時、副艦長。階級は『中佐』
エルトリウム乗艦時、『大佐』の副艦長。
という事になります。

副長 のモデル
佐藤慶さんがモデル。
名脇役、出演作品多数。ナレーションなんかもやっておられます。

第5話「緊急対策会議」でのオオタ中佐の発言、
「他にどういった作戦があると言うんですか!ありはしませんよ!」に似た台詞、
「他にどんな戦艦の使い道があるというんですか!ありはしませんよ!」と映画『連合艦隊』で、出番の少ない佐藤 慶さんが参謀役で言ってます。