見よ!大空の鉄の顔
3.5inFDも載ってるが気にするな


さて、そもそもFDとは何かから語らねばなるまい!
wiki読んどけ (まてや

おおざっぱに言えば、円盤状の磁性体を使用した記録媒体で
一番最初に作られた物がケース無しの磁性体のみの物であったため
「Floppy」なディスクと呼ばれていたようである。

一般的に8インチ、5インチ(厳密には5・25インチだが)、3・5インチの3種類が存在する。

8インチはパンチカードに代わるオフコン(死語)用に普及したため、かなり長く利用されていた。
また、国際規格で8インチは永久に使用できるように保護する取り決めがあったはずだが
調べたけど判りませんでした。

また、幻の規格として3インチFDが存在する。
いや、実際にあったんですけどね。
3インチFDは日立が開発しシャープとソニーが参加した規格でしたが
ソニーはいちはやく離脱し3.5インチを開発、シャープからX−1Dのみが商品化されており
買ったユーザを混乱と絶望の渦に巻き込むことになる。
(後にシャープは5インチ搭載のX-68000シリーズで3.5インチ搭載のXIVを発売し
 やはりユーザーを混乱させる事になる)

わが5インチFD友の会設立当時は、wikiにも記載があるように雑誌等の付録に
3.5インチFDが利用できなかったため、我々は多いに溜飲を下げたものである。

フォーマットをMSDOSのFORMATコマンドではなく志津香フォーマットを使ったり
テクポリやポプコムのおまけのラベルなどを貼って楽しんだりという事もあった。

ウインドウズブーム(95〜98)の当時、5インチ/3.5インチコンボドライブという代物が出回り
(今で言う3.5インチ+カードリーダーみたいな物)
最後はTEACのFGRー55が5インチドライブとして時代に飲み込まれてゆくのである。

5インチのドライブは普通ディスクをいれ、レバーを90度回してロックすることで読み込めるようになる。
しかし、PC9821等に搭載されている5インチドライブはレバーではなく大きなボタンが使用されている。
ディスクを入れた後、ボタンを押してロックするのだが、3.5インチに慣れたユーザーが
取り出しボタンと勘違いして「ディスクが読めない!」と混乱する原因となった。
(X-68だと本当に取り出しボタンになっているが)

NECのPC9801VMのドライブの読み取りヘッドの金属製カバーが
ヘッドにスポンジの緩衝材をはさんで取りつけられていたのだが
スポンジが経年劣化し、ドライブの内部にカバーが脱落する事故が頻発した。

ちなみに5インチFDの書き込み禁止用のプロテクトノッチは必ず遮光性のあるシールが使われる。(主に銀色か黒)
これはドライブがノッチの検出に光学センサーを使っているためでセロハンテープ等では意味をなさない。
ただ、はがすことを前提に作られている為にやたらとパッケージに入っていたり
剥がしやすいように作ってあるため、ドライブの内部ではがれたりとユーザーの頭痛の種であった。



専用に有らず
24部隊仕様

花王のFDの方が所有数は多いんですがね。
CDRでも5色入りとかあるけど、使いにくく無いんかね?

一つ前にいく

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