紀元前350年頃、医学の父ヒポクラテスは、書き残しています。
「人間の体は、自然の摂理を無視したときに病気が現れてくる。」と言っています。
私たちの日常生活において、体は自然に逆らわないように痛みで悪いところを教えてくれていると言えるのではないでしょうか。
関節を動かすための筋肉が痛み、「筋肉を休めてください」と知らせてくれます。
仕事で夕方疲れてくるのも、「そろそろ休みなさいよ」と知らせてくれているのでから無理をすると、疲れが蓄積し日常の痛みとなります。
逆に事務仕事で座ったままですと、体を動かしたくなり「使わないとだめですよ」と知らせてくれます。筋肉は使わないとすぐに弱くなってしまうので、その時々に動かすことが大切です。
骨を繋いでいる靱帯が痛み、「関節が動きませんよ」と知らせてくれます。
骨折で関節を固定した後は関節の動きが悪くなっています。専門的には廃用性関節といわれる現象で、リハビリで関節を元の動きにさせます。
短期では、かぜなどで寝込むと、寝腰と言われるように関節の動きが悪くなり、起きあがったりすると関節がギシギシ感じることがあります。
骨折は、骨が痛みます。治るまで固定安静が必要です。
高齢化が進み、骨粗鬆症でも骨自体が痛むこともあります。
これは、「無理をすると骨折しますよ」と体が言っているのでしょう。
西洋医学の得意分野です。
いろいろな病気で、頭痛・肩こり・腰痛が出ることがあります。
元となる病気自体を治すことが先決です。
カイロプラクティックは、少しでも楽になれるよう、お手伝いが出来ます。
脳が痛みを作り出して、頭痛、腰痛を感じることもあります。
心療内科、精神科、が専門分野です。