カイロで健康

90度座位ストレッチ

90度座位ストレッチをしていて、腰痛になった症例を考察してみました。
右の骨盤が後方回転

■はじめに
40歳代、男性、立ち仕事、趣味にランニング、年に数回来院
股関節を柔らかくする90度座位ストレッチを3日ほど続けたら腰が痛くて、仕事ができなくなってきた。

・症状と結果
うつむき時、明らかに右の腰が浮き上がっている
特に骨盤の上方だけが後方に回転している。
腰の骨4番5番と骨盤につられて、回旋している。
症状の期間から筋肉が引きつれていると考えて触診すると
足の筋肉(特にハムスト)、腰方形筋、大腰筋が筋張っている。
筋肉を調整すると、骨盤の浮きがほぼ改善。

ここで、
関節を再検査し、右仙腸関節を調整。腰の骨は調整しなくても元に戻っている。
低周波、アイスパック、テーピング使用。
帰りには、歩いても大丈夫。


大腰筋とハムスト

・あとがき
骨盤のズレは、触診してもわずかな変位しか判らないような事もあります。
症例のように、見ただけで異常な状況になっているときは、筋肉の緊張による引きか、弱体によるによる伸びが、考えられます。
このときは、筋肉を調整、再検査、関節の調整のステップで調整しています。
無理な運動、体操、姿勢は、体を痛める事もありますので注意しましょうね という症例でした。

メルマガ780号より

90度座位ストレッチ

実際に壁に背中を押しつけて、90度座位ストレッチを再現してみました。

腰部の大腰筋、腰方形筋に突っ張った痛みを感じました。(ここは、患者さんも話されていました。)
他に、足の後ろ側、ハムスト筋が、痛くなってきました。
これらの筋肉をストレッチすることで、股関節を柔らかくさせようするのが90度座位ストレッチだと考えらます。

触診部位と、痛みを感じる部位は一致しており、急激で無理なストレッチになっていたのではないかと考えられます。


楽な座位は、110度

壁にもたれずに楽な姿勢にしてみました。

後方へ体を倒し、支えに手をついた状態になり、その時の角度は、110度になりました。

壁に当てた90度からの差(110-90=20) 20度が、筋肉や靱帯へストレッチしていると考えられます。

痛みを我慢するような、無理なストレッチは、気をつけましょう
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