こたつで機械編みをしていて腰痛になった症例を考察してみました。
50歳代、女性、主婦。友人の紹介で来院。
腰がだるいのが続いて、3日前から非常に腰が痛くて来院。
左仙腸関節、腰の骨1番、
僧坊筋、腰方形筋、右胸鎖乳突筋などの疲労硬直。
関節を調整、筋肉に低周波使用。帰りには普通に歩けるまで改善
早期退職されて、家でのんびりすることにしました。
家では、時間がたっぷりあるので冬に向けて編み物を始めました。
若いときと同じように調子が出てきて、毎日だんだん編む時間が長くなって行きました。
筋肉疲労が貯まって立ち上がるのにつらくなって来たのに気がつきましたが、それでも続けていたら、ぎっくり腰になってしまったそうです。
若いときは立って編んでいたのですが、冬に向けてこたつで機械編みをしたところ腰に加わる負担が大きいのも要因の1つだと思われます。
右手は、左右に動いているのですが、背部は右だけが大きく動いています。
腰は、安定しているので、左の仙腸関節が中心となって腰がねじられて、筋肉疲労、、左仙腸関節にズレが生じ痛みが出たと考えられます。
左に振った時に、足や腰も動いて、体全体で動かしています。
中央に対して、左右同じように頭が振れていて、筋肉のバランスもこたつ編みより改善しています。
機械編みは、立位で楽しく作りましょう