カイロで健康

あんか(脇)

あんかを、脇に当て、片腕、頭痛になった症例を考察してみました。

あんかで、脂肪が厚い

■はじめに

70歳代、女性、数年ぶりに来院
肩こりと腕が痛い、頭痛が良くならない。

・症状と結果

うつむき時に左足がわずかに短く、左骨盤を軽く調整。
背中の胸椎3番5番を調整、同じ部位の肋骨も調整。
首の骨1番を調整(このズレが、頭痛のようだ)
帰りには、楽になったので、様子をみて予約ください。

5日目に来院。
すごく楽になったが、朝方に顔が汗ばんだり、ボーっとする。
電気毛布は、使ってないが、電気あんかを2つ使っている。
問題なさそうだなと思い話していました。
触診で、皮下脂肪を診てみると、足ではなく、脇腹が
わずかに厚くなっている
、前回に調整した肋骨と一致する。
聞けば、電気あんかを、脇に挟んでいる!!脇ですか!
「脇は血流が良く、体が温まりますよね」たしかに
しかし、これが朝方調子悪い原因のようだ。
背中の胸椎3番5番、肋骨を調整。肋間の筋肉を調整。
帰りには、電気あんかは、足もとにします。


お尻に あんか

・あとがき

みなさん、いろいろな使い方ありますね。
今年は、寒さが厳しかったので、電気あんかの温度を上げたのも症状が強く出た要因の1つだと考えられます。

メルマガ 801号 より


大動脈と殿筋

脇を温めることで、上半身が熱くなってきます。
冷やすために、汗を出したり、ぼーっとしていたと考えられます。
熱くなった筋肉や靱帯などがゆるみ、関節と共に痛みを出していたようです。

今回の症例は、早く気がついて良かったと思います。
加熱で体に負担がかかり、健康を害していた症例でした。

あんかの当てる位置には、気をつけましょう。

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