ソファーベッドで、腰痛になった症例を、考察してみました。
40歳代、男性、デザイナー、左腰痛で来院
■症状と結果
左の骨盤(仙腸関節)後方変位
2回目で、骨盤が、同じ方向、同じ量ずれている。ソファーベッドをやめてもらう。
3回目の施療で、痛みは消失。骨盤変位も80%改善のため施療完!
▼あとがき
このソファーベッドは、一人掛けで、背もたれが倒れるタイプでした。
頭部と足先が持ち上がり、背骨がC字にわんきょくします。
折れ曲がりの境目に体がはまり込み、寝返りが妨げられます。
C字わんきょく部にお尻が落ち込む事で、仙腸関節がズレます。
ソファーの端を枕代わりにすると、首の骨のズレが大きく診られることが、よくあります。
症状として、頭痛、首痛、肩痛、手がしびれる事もあります。
病院での付き添いのソファーベットでも、同じように診られることがあります。
起こせばソファー、倒せばベットと便利そうですが、構造的に一挙両得は、難しいようです。
単機能で体にやさしい製品を選ぶのが、いいようです。
ソファーベッドは、簡易的な使用にとどめましょう。