カイロで健康

滑らない靴下 2

滑り止め靴下を使って、足の膝下に痛みが出た症例を考察してみました。

膝下の引きつれは、長母指、長指屈筋

■はじめに

80才代、男性、年に数回来院
この前は、低い座椅子を止めてから良くなった。
最近、膝から下の足が引きつれるので、診てほしい。

・症状と結果

時期的に、脱水かなっと考えてましたが、膝から下に?と思い施療に入りました。
うつむき時、左足が3mm短く、骨盤の調整。
いつもの、腰の骨1番を調整。
太ももを、診たが、脱水の形跡がない。?
膝から下を診ると、長指屈筋が筋張っている。
運動や、日常生活に、変わりは無い。
足底筋を診ようと触ったとき、靴下が、凸凹の滑り止め
やはり足底筋も硬直していました。
足の関節を調整、足の筋肉の問題部を調整。
帰りには、あしが軽くなった、楽になっりました。

・あとがき

5本指が健康にいいと思い買った靴下に、滑り止めが着いていたようです。
グランドゴルフの時に、履いて、足が痛くなったようです。
パット見、黒地に透明の滑り止めが着いているので、滑り止め付きとわかりにくいのですが、
さわると丸くツボ押し効果も狙ったか、ボツボツが強い感じがしました。
滑り止め靴下が、合わないときには、気を付けましょう。

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足の裏と滑り止め

足の裏には、長母指屈筋・長指屈筋の健が、2層目に走っています。
靴下の滑り止めの位置とも合っており、凸凹の刺激が加わり、痛みが出たと考えられます。
足の裏は、足底腱膜が、保護しているのですが、老化による骨棘形成、軟部組織の劣化・硬化などの条件も、
痛めやすくなる要因だったと考えられます。
長母指屈筋・長指屈筋は、腰の骨5番が、関係しているので、問題が無いか確認します。


参考:同じような症状

滑り止め靴下は、足の裏への刺激にも気をつけましょう

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