自動車の運転手が、荷物を後部座席に置いたために背部・肩・腰を痛めた症例を考察してみました。
などがあります。
助手席に置いた場合、肩を越えることが無く動く範囲は大丈夫です。
後部座席に置いた場合は、腕が肩を越え肩関節への負担が大きくなってしまいます。
その状態のまま荷物を探すなど数分の時間が経つと、肩や背骨がズレてしまいます。
さらに、荷物を頻繁に取ることで、筋肉や靱帯が疲労しズレや痛みが生じやすくなります。
首の骨7番、背中の骨1番、肩の付け根部や背中の骨12番、腰の骨1番にねじれが集中して痛めます。
肩甲骨が背中の骨3番から7番を、左前方に押すような力がかかり、ズラされて痛めます。
振り向いて取らないようにするため荷物は、助手席やトランクに置いて安全運転しましょう。