カイロで健康

自転車のサドル

自転車のサドルが高くて、腰痛、足の痛みを出していた症例を考察してみました。

●はじめに

60歳後半 女性 主婦
腰痛と足の付け根の痛みで来院

■症状と結果

仙骨の変位を調整。
内転筋、腸脛靭帯が硬直を、マッスルテクニックで調整
2回目で骨盤変位がもどり、改善。

▼あとがき

以前から、畑で屈んだり・洗面台でシャンプーしたり・床そうじする時に股関節周囲の痛みがあったため、硬くて小さい所に座りませんでしたか??と考えてもらったところ。
一ヶ月前から、毎朝自転車で、一時間ぐらいの所に願掛けに行っていました。
その自転車は、娘さんの自転車なので高いサドルをそのまま乗っていたが、影響してたようです。

メルマガ36号

股関節、つま先が内転

うつむきの検査で、仙骨のズレ、股関節の内転、つま先の内転した状態が診られました。

サドル位置が高いため、足を伸ばして、さらに内転を加えることで親指の先を伸ばし、足を最大に伸ばした状態でペダルを踏んでいました。

サドルの位置は重要です、ペダルをいっぱいに踏みおろしたときに、膝がわずかに曲がる程度が理想です。


股関節、内転筋

足を最大に伸ばした状態では、内転筋群や、腸脛靭帯が、緊張、硬直、疲労したり、さらに膝の靱帯をも傷める事が考えられます。

対策としては、

娘さんの自転車を使っていましたので、自分用を新調してもらいました。
もちろんサドル位置は、自転車屋さんで合わせてもらいました。


小供のころ、足が着かない大人用の自転車に乗って、立ちこぎした時の筋肉の動きを思い出します。
自転車も体の延長だと考えて、自分用にセッティングするのが、体を痛めないコツです。


スポーツジムで、腰にやさしいと、うたい文句の自転車(バイク)があります。
足を上た姿勢が腰に来て、私には、どうも合わないので使いません。

自転車のサドルは自分用にセッティングしましょうね

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「環境 足腰」