金魚運動マシンで腰痛になった症例を考察してみました。
50歳代 男性 腰背部痛で来院
腰の骨と仙腸関節の変位を調整。アイスパック使用。
帰りには、改善。
奥さんが買って、居間に置いてあったので使った所、腰がだるくなって、途中で中止したそうです。
明くる日に、腰が痛くなったので、来院されました。
50歳代 女性 事務仕事
右腰痛、右足の付け根、ふくらはぎが痛いので来院。
病院で、CT、MRIは、異常ありませんでした。
右仙腸関節と腰の骨5番と1番がずれていました。
仙腸関節が、発熱のため、アイスパック、テーピングを併用
2週間、3回目で改善しました。
金魚運動で痩せた(3キロ)ので、調子に乗って、長時間使用しました。
そのため仙腸関節部が疲労し炎症が、発生したようです。
金魚足の動きが、腰で吸収されているのが解ります。
腰は左右均等に振れるため、腰痛は、両側に発生しています。
また仙腸関節が大きく変位して周辺部の発熱があります。
寝ている状態では、筋肉は力が抜けています。
そのため揺られた力は膝関節や仙腸関節の靱帯が受けます。
長時間の使用で、靱帯が疲労して関節の位置を維持できなく膝関節や仙腸関節がずれてしまい関節や靱帯が痛みを出します。
さらに作用点が臀部になり仙腸関節周辺に力が集中し炎症が生じたと考えられます。
テレビショッピングでみなさん、買われたようです。
後期には、腰の部位に回転円盤が付いて、揺らす力が上半身に及び肩や首も悪くなった患者さんが診られました。
健康機器での来院は、1ヶ月から半年程度なのですが、金魚運動は、1年の長期にわたり患者さんが来院されました。
健康機器は、やりすぎに注意しましょう。