関節に一定かつ連続した低荷重が加わった場合、クリープ現象(荷重を加えたときに、時間とともに変形していく現象)が生じて、変形が戻らなくなります。
この現象は6時間〜8時間で顕著になります。
内側の締め付け力を1Kgと想定して、レバー比5で算出すると、仙腸関節に5Kgの荷重が連続して加わります。
1日の作業時間8時間の連続装着では、5Kgの低荷重が常に加わっていると考えられ、クリープ現象が発生し仙腸関節の変形ひずみが生じたと考えられます。
骨盤ベルトで腰痛になる原因は、
仙腸関節に、ベルトの締め付け荷重が加わりクリープ現象が生じて
関節の動きが大きくなって浮腫、炎症し痛みを出したと考えられます。