カイロで健康

ムチ打ち

●自動車事故のムチ打ちを施療現場から考察してみました。

ムチ打ちで手のしびれ

●はじめに

40歳代、女性、半年前に後方から追突事故。
両手のしびれと頭痛が、取れなくて来院

・症状と結果

首の骨1番、首の骨5番の大きなズレ、背中の骨3番を調整。
頚部と腕の腫れが診られる。
筋肉調整で、帰りには気にならない程度に改善。
その後、友人から、元気にスキーをしていますとのこと。

・あとがき

半年間、牽引や低周波などを受けていたようです。
その時は良くなるのですが2・3日経つと、元に戻り、治療して戻りを繰り返して、半年もすれば、何とかなるだろうと思っていたそうです。

メルマガ535号

ムチ打ちで頚部の腫れ

ムチ打ち症状で来院される患者さんのほとんどが、頚部に腫れが診られます。

首の骨の調整をすると、その場で腫れが減っていくのが感じられます。


首の骨1番、5番、7番

上から首の骨1番、5番、7番に大きなズレを触診できます。

首の骨1番は
重い頭部の剪断力が加わりズレが生じると考えられます。
頭部の筋肉の緊張が生じて頭痛や目がショボショボする原因であると思われます。
首の骨5番は
首の骨弯曲の頂点になり、頭部の上からと体の下からの衝撃が集中し大きなズレを生じさせると考えられます。
手のしびれや、首の痛み、腕が上げにくいなどを生じていると思われます。
首の骨7番は
体と首の境になり肩を打った衝撃でズレやすいと考えられます。
肩が痛い、腕が痛い、手の指がしびれる動きにくいなどが考えられます。
首の骨7番は、首の骨1番や5番に比べ構造的に大きく丈夫なためズレが少ないこともあります。

衝撃でズレた関節は、元に戻さない限り症状が取れないと考えられます。
ムチ打ちが、良くならないときは、カイロプラクティックへご相談されてはどうでしょう。

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「環境 首・肩」