冷蔵庫の配置により、首痛 腰痛、足の付け根痛になった症例を考察してみました。
70歳代、男性、土木建築業
首、腰が痛い、左足の付け根が痛くて歩くと気になるので、診てほしい。
首の骨1番、5番、特に背中の骨12番、腰の骨1番のズレが大きい
頚部、背部、大腰筋、腸腰筋の筋肉調整。
帰りには、歩いても気にならない。
隠居を建てたキッチンが、座った状態で、なんでも取れるように配置したため食卓に座った状態で、左後ろ向きに、わさびや醤油を取っていたのが、良くなかったようです。
開けるまでは、腰と言うより、上半身がねじれます。
ドアポケットの物を取ろうとすると、首が後屈し、首痛になりやすい状況になりました。
さらに、いすに寄りかかると、背もたれの端で背骨を押され痛めやすい状態になります。
症状から、背中の骨12番、腰の骨1番がズレて、その神経支配にあたる腸腰筋が、弱まり足の付け根が痛い症状を引き起こしていたと考えられます。
年齢が高くなると、なるべく立ち上がらず、手の届く範囲に物を集める配置にしがちです。
逆に、なるべく立って1歩でも2歩でも、歩くような配置にすることで、足腰の運動になり、健康のためになるかと思います。
いすに座った姿勢で、物を取る動作には、気をつけましょう