カイロで健康

車の座席(ランバーサポート)

車の座席の調整により腰痛を引き起こした症例を考察してみました。

●はじめに
50歳代、男性、営業
年に数回来院。今回も、右の腰が痛む。

・症状と結果
右の仙腸関節、後方変位
カルテを見ると、ある時期から、後方変位が生じ1−2ヶ月毎に来院されている。
ある時期とは、車を換えて1ヶ月後から腰痛が出ている。

仙腸関節とズレの方向をお話しすると、腰に良いと聞く、ランバーサポートを最大にしている。
さらに、シートクッションの前方を上げて腰が沈み込む体勢で運転していました。

・あとがき
ランバーサポートは、腰にいい物だと思い込んで、大きく出し過ぎていたようです。
腰が押し出されて乗っかかっている感じがしていたようです。思い込みにも問題があったようです。

思い込みは、体からの声を消してしまう力があります。
施療や日常でも、素直な心が大切だと、いつも教わります。

メルマガ549号

ランバーサポートと腰の骨の前湾

ランバーサポートを表現してみました。

ランバーとは、腰の骨(腰の骨)の事です。
腰の骨を支える=腰痛を予防する。と考えて、ランバーサポートを、前方に出し過ぎてしまうと、腰の骨を前に押す力が加わってしまいます。

この力は、大きさが大きく異なる腰の骨5番と仙骨の間(椎間板など)に集中してダメージを与える、要因になるとも考えられます。


シートクッションの前方を上昇
シートクッションの前方を上げすぎたり、後方を下げすぎた場合。
足が持ち上がった状態になり、骨盤が後方に回転する力が加わります。

腰の骨と骨盤のひねり
左、腰の骨・骨盤を横から見た図
右、後ろから見た図       

ランバーサポートの出し過ぎとシートクッションの前方上げすぎの要因が加わることで仙腸関節に捻られる力が加わり腰痛を引き起こすと考えられます。

また、最近の車は、オートマのため、右足だけ動かします。
そのため、くりかえす力は、右の仙腸関節に多く加わりますので、右の腰が痛めやすいと考えられます。

座りにくいな、と感じたら座席を調整しなおしてみましょう。
カイロで健康 「環境 足腰」 へもどります >>