車のシートヒーターにより腰痛を引き起こした症例です。
50歳代、女性、立ち仕事
腰痛、殿部痛で来院
左仙腸関節のズレ。
臀部、股関節周辺が、水枕のような感触に浮腫している。
アイスパック、足の筋肉から臀部へ調整。
帰りは、足腰を動かさないと痛くない。
帰りに、筋肉が腫れているので、3日ほど痛みがあると
思いますので、温めたり、もんだりしないようにとお話しておきました。
4日後に来院、昨日まで痛みがあったのに、今日は全然大丈夫です。
帰って考えたのですが、髪を染めに行くのに1時間くらい車を運転したときに、
シートヒーターが、熱いなと思いながら運転していたのが原因でしょうね。
前にも同じような症例がありましたので、やっぱりですね。
メルマガ751号40歳後半、男性、教師。
時々来院。数週間前から左臀部の痛みで来院
左の骨盤のずれ。左座骨周辺、腰部の筋肉が浮腫部と硬直部あり。
骨盤調整、座骨周辺、臀部の筋肉を調整。
帰りには、改善。
話(問診)をしていると、車をボルボからBMWに買い換えてから腰の調子が悪いとのこと。
本人さんは、ちょっと落ち込み気味。
ヨーロッパ車・・・ウーン・・・シートヒーター???
そうです、シートヒーターを、熱くしすぎていたようです。
ボルボの時に、気持ちよかったので、BMWでもオプションで取り付けたそうです。
シートヒーターの注意書きを、調べてみました。
などメルマガの状況は、注意書きにありました。
触診では、加熱部位が、浮腫した感じがします。
特に、座骨部位は、圧力がかかるためか、プニュプニュした柔らかいを通り越したような感じがします。
低温やけどの前症状で、回復には、数日から数週間かかります。
実際に使ってみると、
最初は、シートが暖かく感じるのに、
ヒーターで車内が暖まってくるとシートの暖かさが感じにくくなり消し忘れてしまいます。
特に、高速道路などで、足腰を動かさないと、閉塞温度が上昇して低温やけどを起こしやすい状況になると考えられます。
シートヒーターは、暖まったら、OFFで体に優しく