健康寝具の中で、低反発マットが体に合わない人がありますので、考察してみました。
30才代、男性、営業
左慢性腰痛、3ヶ月前から足がシビレてきた。5年ほど前のレントゲンでは異常なし。
腰の骨3番、5番、仙骨、左仙腸関節のズレ
腰の骨全体のカーブが気になったので問診すると案の定、低反発マットを使用。
2回、9日目、痛みに波が出てきた、左の腰は痛い
3回、19日目、お正月に雪かきをしたが、痛みシビレは出てない。
慢性腰痛をなんとかしようと、低反発マットを使用して1ヶ月ほどから、シビレに進行したようです。
メルマガ439号肩こりや腰痛の症状を訴えて来院された時。
うつむき時に、背骨の状況を視診、触診すると、前後のカーブが異様にきれいな状態が診られます。
この時、寝具を問診すると、低反発のマットを使用されていることがよくあります。
健康寝具と同様に、使用を止めてもらうと、数週間程度でカーブが変わってきます、特に腰の骨5番の変化が大きいように感じます。
体験コーナーで、実際に寝転んでみました。
寝転んだはじめは、体が包み込まれるように、体に合わせてフワッとし、これは、なかなかいい感じ。少したつと、ポカポカ保温性もよくて、いい感じ。
しかし
さあ、起き上がろうと体勢を変えた時、「あれ、寝返りがしにくい」
考えてみれば、体の形に沈み込む=寝返りがしにくい と同じ事です。
体が沈みこむことで、寝返りがしにくくなり、疲労の回復が妨げられやすい。
背骨に不自然な圧力が加わり靭帯などへのひずみを発生させやすいと 考えられます。
寝具は、自分で試してみることをおすすめします