うつむきでノートパソコンを使用していて、めまいが出た症例を考察してみました。
40歳代、男性、美容師
めまいがする。CT、MR異常なし。で来院
首の骨1番2番、後頭骨、背中の骨7番のずれ、背部、頸部の筋肉が緊張、肩甲骨が浮き上がりぎみ
8日目、2回目、3日目ぐらいから、あまり気にならなくなってきた。
15日目、3回目、ときどき、しそうな感じがする。
24日目、4回目、前回からめまいは、出ていなく、調子はいい。施療完
新しいノートパソコンを買っところ、ワイヤレスなので、お布団に入って使ってました。
うつむき姿勢で毎日遅くまでネットサーフィンしていたのが、頸部や背部の緊張をつくり、関節に問題を生じさせたと考えられました。
頚椎の後屈角度が、60度になり、首の後ろや背部の筋肉が、緊張しています。
そのため、筋肉硬直による、首痛、肩こり、背部痛などを生じます。
うつむきノートパソコンは、うつむきで読書より首の後屈角度がきつくなります。
そのため、めまいや頭痛など神経症状が出やすいと考えられます。
実際にこの格好では、マウスは使いにくいしキーは打ちにくいので、肩・首・腕が疲れます。
疲れる、やりにくい = 体へ無理するな信号です。
特に後頭骨、首の骨1、2番のずれが大きく診られ、頭痛、耳鳴り、めまい、眼精疲労、などを生じます。
頚椎の調整だけでなく、腕や、背部、頚部の後方の筋肉の調整も必要となってきます。
うつむきノートパソコンは、危険がいっぱい!!!座って使いましょう。