カイロで健康

キウイ棚

キウイ棚を、作っていて肩首を痛めた症例です。

■はじめに

60才代、定年後、家庭菜園
いつもの腰は、大丈夫だが、肩と首、腕が痛いので診てほしい。

・症状と結果

まずは腰から、うつ向き時に右足が短く軽く骨盤を調整。
首は、上部だけでなく下部も大きなズレがあるので調整。
肩甲骨の下側の背中の骨が大きくズレているので調整。
腕や肩の筋肉を調整し帰りには、楽になっている。

・あとがき

現役時代は、機械作業に従事し、ガッチリ体タイプ。
肩が厚く、上向きで寝ると高い枕が、必要な体格です。
そのため、首が前に出て首背中への負荷が、大きいです。
そこへ、キウイ棚を作る上向き作業で首を痛めたようです。

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首が前に出ている姿勢

猫背と言われる、首が前に出ている姿勢が、上を向く時の肩首への負担に影響があるのではと考えました。
頭頂と首の中央を、線で結び、角度を測ると8度で見上げる角度40度の20%にあたります。
首が前に出ている姿勢は、上を向く時に、負担が多くなっていると考えられます。

さらに、頭部が前方へ出ることで、背中や首の筋肉、靭帯にも負担が増えています。
首が前に出ている姿勢により、肩や首を痛めやすいと言えます。


棚の作業は、40度見上げる

棚を作る作業は、40度見上げる角度になり、肩や首に大きな負担がかかります。
こまめな体勢交換、こまめな休憩で、肩首への負担を減らすのがいいようです。

収穫では、キウイが垂れ下がってくるので、目通りの高さになり、肩首への負担は、少なくなると考えられます。

棚作りは、こまめな体勢交換、こまめな休憩で肩こり・首痛を防ぎましょう!

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「環境 首・肩」