6人用食卓テーブルで、腰痛や背部痛を起こした症例を考察してみました。
50歳代、女性。
1週間前から左腰痛、姉の紹介で来院。
左仙腸関節、腰の骨1番、背中の骨3番のずれ大腰筋の硬直。
3日後、2回目には、改善。
おばあちゃんに介護が必要になり、同居することになりました。
テーブルに全員座れないので6人用の大きいのを購入したそうです。
対向者の対話や食事の取り分けでも体のねじれは30度を超さず、首だけで対応できるので・・・背骨や体にやさしい・・・
端どうしの対話では、首の旋回範囲を超しており体をひねって話すことになります。
さらには食事の取り分けには65度も必要であり
・・・背骨骨や筋肉にストレスが大きい・・・
大皿の取り分けを、自然と立上がってするのは、無意識下の本能が体をいたわっているのでしょう。
6人用の大きな食卓テーブルは、風格があっていいですが、体は、ひねられて悲鳴をあげてしまいます。
長机の宴会も、お酌などで体をひねって痛めやすいので注意が必要です。
食事は、体をひねらず、楽しい会話でいただきましょう