50才代、女性、事務仕事、年に1〜2回来院
今回は、天井に掃除機をかけてから3日になるが、左首痛が取れない、頭痛までしてきて来院。
首の骨1番のズレ、肩・首・腕・背部の筋肉を調整。
帰りには、頭痛も取れ、首を回しても違和感程度に改善。
ささら天井という、梁を見せる天井だそうです。
梁の1本1本に掃除機をかけていたので、ずいぶんと長い時間上向き作業だったのが原因のようです。
首の後屈に注目すると
離れた場所を掃除する場合は、40度ですが、
頭上で掃除する場合は、60度の後屈になり、首の負担が大きくなっています。
腕や肩の負担は、離れた場所を掃除する場合は、35センチと離れ腕や肩の負担が増えます。
上で掃除する場合は、15センチと短くなるので腕や肩の負担は、離れた場所より少なくなります。
どちらの状態でも、無理な姿勢が続き、メルマガ症例のように、長時間の条件が加わると、関節にズレが生じて症状が取れなくなると考えられます。
最近の家は、メーターモジュールで天井が高くなり、頭上で掃除をすることが多くなります。
メルマガ症例のような、おしゃれな「ささら天井」もよく見かけます。
そのため
頭部だけが上を向くような後屈状態になることで、首の骨1番に負担が集中して、首肩痛や肩痛だけでなく頭痛、目の後ろが痛いなどの症状が出ると考えられます。
天井掃除は、体へ負担が大きいので、休憩しながら無理をしないようにしましょう。