カイロで健康

天井掃除

天井掃除していて首を痛めた症例です。

●はじめに

50才代、女性、事務仕事、年に1〜2回来院
今回は、天井に掃除機をかけてから3日になるが、左首痛が取れない、頭痛までしてきて来院。

・症状と結果

首の骨1番のズレ、肩・首・腕・背部の筋肉を調整。
帰りには、頭痛も取れ、首を回しても違和感程度に改善。

・あとがき

ささら天井という、梁を見せる天井だそうです。
梁の1本1本に掃除機をかけていたので、ずいぶんと長い時間上向き作業だったのが原因のようです。

メルマガ445号

天井掃除

天井掃除に掃除機を使い、離れた場所と頭上の2つの状態を再現してみました。

首の後屈に注目すると
離れた場所を掃除する場合は、40度ですが、
頭上で掃除する場合は、60度の後屈になり、首の負担が大きくなっています。

腕や肩の負担は、離れた場所を掃除する場合は、35センチと離れ腕や肩の負担が増えます
上で掃除する場合は、15センチと短くなるので腕や肩の負担は、離れた場所より少なくなります。
どちらの状態でも、無理な姿勢が続き、メルマガ症例のように、長時間の条件が加わると、関節にズレが生じて症状が取れなくなると考えられます。


首の骨1番から首肩痛や頭痛

最近の家は、メーターモジュールで天井が高くなり、頭上で掃除をすることが多くなります。
メルマガ症例のような、おしゃれな「ささら天井」もよく見かけます。
そのため
頭部だけが上を向くような後屈状態になることで、首の骨1番に負担が集中して、首肩痛や肩痛だけでなく頭痛、目の後ろが痛いなどの症状が出ると考えられます。

天井掃除は、体へ負担が大きいので、休憩しながら無理をしないようにしましょう。

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「環境 首・肩」