カイロで健康

座椅子で横寝

座椅子で寝てしまい、左肩と左足の付け根が痛い症例を考察してみました。
サブタイトル(症状部位の誤解)

●来院
50歳前半 男性 事務仕事
四五日前から、左肩と左足の付け根が痛くて来院。

■症状と結果
頸椎1番、5番 腰椎1番のズレ
左足の付け根を、どの辺ですか? 指した所は、腸腰筋の部位でした。調整後、帰りには改善。

13日目、また同じように肩と足の付け根に痛みが出てきた
よく聞くと、最近座椅子で寝てしまい、その後調子が悪い。調整後、帰りには改善

▼4ヶ月後
あの後、座椅子で寝ないように気をつけたら、再発してません。


座椅子で横寝
座椅子を背中に当てると、体が前向きで楽にテレビが見られるので、上半身に座椅子を持って寝転がってました。

その状態で、テレビを見ながらウトウト寝てしまっていたそうです。

座椅子のフレームとの段差による圧迫が腰椎1番のズレを引き起こしたと考えられます。
腕枕が、座椅子に当って使用しにくく、首が折れ曲がって頸椎5番のズレを引き起こしたと考えられます。

三角筋・腸腰筋部位の指さし

座椅子によって頸椎5番と腰椎1番がズラされることにより
・頸椎5番の神経支配になる三角筋、
・腰椎1番の神経支配になる腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)
に症状が発生したと考えられます。

肩の三角筋、腸腰筋を含む腰部の筋肉も座椅子の段差による局所圧迫による影響が生じていた可能性も考えられます。


問診時に、足の付け根と言われると、股関節と思ってしまい、施療部位が違うために効果が出ない可能性があります。
付け根を、どの辺ですか?と指さしてもらうことで、部位の誤解を解いています。

今回の症例のように、患者さんの訴えと施療者の考える部位が異なることがあります。
・患者側としては、口だけではなくて、この辺が、と体を指さすと誤解が少なくなるでしょう。
・施療者としては、自分自身の部位を指さしする。患者さん自身に指さしてもらいます。

寝るときの段差は、不健康の元
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