頭寒足熱とは、18世紀オランダ名医ブルーハーフェが、「健康の秘訣は、頭部が冷えて足部をあたたかい状態にすること」と説きました。
1955年から作られている近代商品である電気毛布により、体寒足熱で体調不調になっている患者さんが多いので考察してみました。
50歳後半 女性 主婦 朝起きた時、腰痛(真ん中)
仙骨(腰の真ん中の三角形の骨)ずれていました。
仙骨を調整。足の筋肉、腹筋、広背筋を調整。
帰りには、ほぼ改善
時々、診せてもらう患者さんです。
寒くなりましたねと問診したところ、電気毛布を、足だけ使用!!!
体温恒常性が、崩れて腰痛になっていたようです。
体と足は温かいので頭寒の状態です。
足元が寒いときアンカや湯たんぽを使い頭寒足熱の状態です。
足元が熱ければ、無意識下でも、アンカから足を離すことで温度調整をします。
省エネ、ロハスからも、アンカや湯たんぽが、健康や地球におすすめです。
足が熱くなった時に、足を冷えた場所に移動しようとしても逃げ場がないので、温度調節するために布団をはねのけたり、汗をかいて放熱をしようとします。(体温恒常性の機能)
状態としては、体寒足熱、となり足だけが温かく体が冷えて健康によくない状況を作り出します。
電気毛布の実験このように 頭寒足熱=健康 の式により
足元だけ電気毛布を使用している患者さんが多く来院されます。
▼症状は、肩が上がらない、手がしびれる、背中や腰が痛い、頭痛がする、おなかの調子が悪い、咳が止まらない、なども診られます。
▼施療は、足や腰だけでなく肩甲骨周辺も、冷えるようですから、広背筋、僧坊筋なども調整します。
頭寒足熱より、体を冷やさないように、注意しましょう