70歳代、女性、主婦
階段2段目を踏み外し、後方に転倒。動けず救急車で搬送。
骨折はなし、湿布、痛み止め処方で、帰宅。
動けないので、往診で対応。
受傷3日目、
少し起きあがれるようになってきたので、座位にて調整。
首の骨1番2番、背中の骨5番、腰の骨1番5番、右仙腸関節調整のみ。
「寝ったきりになるといけないので、トイレに自力で行ってね」とお話しました。
受傷10日目、
普通に座っておられました。だいぶ動いても大丈夫だが右臀部に痛みが走る。
右腸脛靭帯、大腰筋を調整。
その後、足を上げて歩行しても、痛みはほとんどなくだるい程度。
「もう大丈夫のようですね、ぼちぼち普通の生活に戻して下さい」
3日ほどでは、痛みがまだ強く、普通では安静にしてしまう状況です。
痛む家族に動きなさいとは、なかなか言いにくいのです。
第3者の助言で
4日で1ヶ月の筋肉が落ち、寝たきりになるかも知れませんよ。
と本人ががんばったのと、家族の理解ある看護でスムーズな回復ができました。
紹介で来院の患者さん。
待合いで、にぎやかな雰囲気。良く聞くと、「どこが悪いの?」「どこの町内?」
・・・プライバシー気をつけないとな・・・
問診でも、案の定、「紹介しただれだれさんは、どこが悪いの?」
なんとか、はぐらかして、施療テーブルへ
そこでも、「だれだれさん、長いの?」「最近は来ているの?」「家族も来てるの?」
ドッチが問診か、わからへん!!答える間なく、
ここが、悪いですね、ギュ、
ああ、そこですそこです、どこどこの社長も腰悪いって、同じかな
はぁはぁ、人の話が好きなんだな、じゃあ、聞き手にまわりましょ、
その後は気楽になり、スムーズな施療、患者さんのプライバシーも大丈夫
それに、地域の情報も、ゲットしました。
60歳代の患者さんでしたので、プライバシーの観念が、少ないのはしかたないかも知れません。
なにげなーーく、患者さんのプライバシーを守り、話を、離れた所にもっていき自分の所も、外で話題にされたとき、悪く言われないようにオフィスの印象をオブラートに包むようにして施療を終了しました。
人を話題にする人には、自分も話題の材料だと思って対応ですよね。
■来週のメルマガは、お休み致します。タカは、伊吹山でパラグライダーです。
読者の皆様、楽しい連休になりますようにお祈り致します。(^_^)
50歳代、男性、園芸業
3週間前から右腰痛、病院のレントゲンでは異常なし、湿布使用。
治ってこないので、職場の紹介で奥さんに連れられて来院。
右仙腸関節のズレ
2回目3日後、歩行、ベットの起きあがりもスムーズ。痛みもほとんど改善。
単純な仙腸関節のズレによるギックリ腰でした。
こういう場合は、単純、だと気を抜くとしっぺ返しを食らうことがあります。
単純に診えるときこそ気をつけて・・沈着・冷静・・に施療しています。
今回の症例のように1発でかいぜんすると
「あそこは、1発で良くなる」って口コミが増えるのはありがたいですが、
そのあと、重傷な患者さんが、続々来院されて手間がかかることが多いです。
1発屋!!みたいに言われるのは、うーーん考えもんですよね。
30歳代、女性、飲食業
慢性肩こり、頭痛、手のシビレで来院
首の骨1番、背中の骨3番、仙腸関節のずれ
肩甲骨が翼状化。背部の筋肉の硬直
板ベットに電気毛布、毎日マッサージ器を使用。
2回目7日目、「頭痛やしびれも、あまり変らないんですが」
「ベッド代えてくれました?」
「電気毛布とマッサージ器は使わなくしたんですけど」
「畳にお布団に、代えてみてくださいね」
3回目14日目
「頭痛やしびれはどうですか?」
「今週は無いです」
「肩は、どうですか?」
「少し張ったような感じ」
翼状化や背部の硬直は改善していたので
「畳にお布団に代えてくれましたね」
「そういえば、それから、気にならなく。。。」
板ベットに電気毛布、毎日マッサージ器、よく頭痛の症状までガマンしていたなと感心します。
体は、よくよく丈夫に作られているんだな、と思ってしまいました。
「腱鞘炎(反復運動過多損傷)」
簡単な模型を作ってみました。
黄砂 今年もやってきましたね。
真っ赤っかにやられましたので、今年は、自動洗車機です。
60歳代、女性、飲食業
左背中が痛くて、手が上げられない、仕事に支障が出てきて来院
背中の骨3番、5番、腰の骨1番のずれ
特徴は、左肩甲骨の下が、腫れてブヨブヨ感
「左の背中が腫れてますよ、揉んだり、温めたりしませんか?」
「いやーーーお風呂にはゆっくり入ってますけど」
「家具や椅子を買いませんでしたか?」
「いやーーーー下水が来たので、台所とお風呂は新しくしましたけど」
「それは、よかったですね、お風呂にジェット付いてます?」
「もちろん、毎日当ててますけど」
「ここですか?」
「そこにも、首にも、腰にも、強いんで気持ちいいんですは」
「それですね、腫れがなくなるまで、使わないでくださいね」
「あれま、結構高かったんですけど」
2回目8日後、腫れが少しみられるものの、背中の痛みは、ほとんどなくなりました。
ジェットバスは家庭用の浴槽として1980年代に登場したそうです。
最近になって普及してきたのでしょうか、時々、同じような症例を診るようになってきてます。
私もスポーツジムでジェット噴流を背中に当てすぎて痛めた事があります。
気持ちいいのでついつい当てすぎて、効果を超して炎症になるのでしょう。
それ以後は、直接当てないか、泡バスに入るように気をつけています。
引っ越し
息子の下宿でワンボックス一杯の荷物を運びました。
いつもと違う筋肉を使って、慣れない運搬作業で、へとへと
お風呂上がりに、冷湿布ジェルで、なんとかしのぎました。
下宿には、パソコン、テレビ、冷暖房、バストイレ別なのがいまの子供たちは普通の感覚です。
ビバヒルにあこがれたパパ世代にはうらやましいです。
少子化がそうしたのか、子育て費用が少子化にしたのか考えさせられます。
でも、健康が財産!!