50歳代、女性、食堂勤務、時々来院
いつもは腰痛だが、今回は首も痛い
いつもは、左仙腸関節が後方変位
今回は、前方内方変位、さらに背中の骨12番と頚椎7番の大きな変位
調整後、帰りには改善。
いつもと違うズレなので、お話していると
食堂で配ぜんする時 おみそ汁の「寸胴なべ」が右横になったそうです。
帰って早々、正面に戻したそうです。
おじいさんを連れて来られた時に、「なべ戻したら、元気です。」よかった、よかった。
「恥骨結合」です。
転倒、足を踏み外した、自転車でこけた、滑って転んだ、ここが、ズレていることが、多いですね。
今年も半分過ぎてしまい、ついに暑い7月がやってきますね。
暑い7月は、ギックリ腰が回復しにくくなります。
疲れたな と感じたら、早寝・お昼寝にしましょう。
30歳代、男性、製造業
2年前にソリで後方転倒、その後、首痛が取れない、
最近は、ふわふわした感覚が生じている。
鍼、マッサージで、一時的によくなる。
首の骨1番の大きなズレ(特に前方)、右鎖骨のズレ
首がむくんだ感覚。
「ちょっと時間がかかるかも知れません」と言ったのですが
「これで様子みます」と初回のみのお支払い。
ところが、10日後に予約が入り、来院早々
「あれから、ふわふわ感も、肩こりもずーーっと無いんです」
「もっと早く来ればよかった」
「首大丈夫か、もう一度診てください」
「よかったですね、早く回復して」
「首のむくみも改善していますよ」
「ええ、首、普通に回ります」
だいぶ、あちらこちらに行かれて、苦労されたようです。
初回に、今まで行ったところの用に、揉んだりしないので、こんなんでよくなるはずはない、と思って帰ったそうです。
明くる日には、よくなっていて、1週間経っても、改善しているので、どうなっているのか聞きたくて予約されたそうです。
今回の症例のように、患者さんが、揉んだり、強めにと要求されることがありますが、
それに、答えると、良い施療はならず、効果も出ないことが多いです。
いろいろな施療を受けている人によく見受けられますが、
主導権を渡さずあくまで、患者さんの体全体を、自分で判断して、自信を持って、施療することが、回復への早道です。施療の自信は、手から患者さんの体へ伝わるようですな。
10歳代、女性、学生、バスケットボール
バランスボールに座って勉強していたらだんだん左の腰が痛くなってきた。
左仙腸関節、仙骨のズレ
2回目、14日目、この前の施療から腰は良くなりました、
今日はバスケの試合で足を痛めたので診てほしい。
前に、自由なオフィスの映像で、ボールを椅子代わりにしているところを見たことがあります。その時、腰を痛めないのかな?と思ったことがあります。
学生さんの様に、関節が生き生きしている状態でも、痛めるものだなと感じると共に、椅子の大切さを、感じました。
「足首のねんざ」をまとめてみました。
ねんざは繰り返すと言われますが、ねんざ部位だけでなく腰も調整することで、再発防止、長引く症状の改善につながります。
梅雨らしい天気が続いて、皆さん不調ですね、何年かぶりの患者さんも来院されています。
夏バテに、元気の出る食事にしましょう。ひつまぶし(うなぎ)でも作ろうかな。
40歳代、女性、事務仕事
寝ころんだときに背中に当てるストレッチマシンを使ってから、首が回せず車のバックが出来ない、その後、頭痛までしてきて、1週間取れない。
首の骨1番の大きなズレ、首、背中の筋肉も硬直。
2回目、5日目、首の動きも大丈夫、頭痛も再発してない。
早めに来院されたので、スムーズに改善しました。
症状から、背中の起立筋という縦長の筋肉が硬直していることから、ストレッチの時間が長くて、筋肉が硬直し関節がずらされた様です。
●6月の本は、ゆるキャラ大図鑑、みうらじゅん
出身地や地元でも見たこともないキャラが大集合、楽しく、じめじめ梅雨を乗り切りましょう。
前回のメルマガで右腰痛が多いと書いたところ
なぜなのか、質問がありましたので考察してみました。
右腰痛の患者さんを検査すると右腹部の回盲弁付近が、硬直してしこりを感じることが多くあります、また、問診でも「お腹の調子が悪い」と言われることが多いです。
さらに
健康食品なども右腰痛が多く、お腹の不調は、右腰痛の要因の一つであると考えられます。
そのため
この時期から秋までは、右腰痛の患者さんでは、回盲弁周辺を検査、調整するようにしています。
夏は、冷房でお腹の冷え、冷たい飲み物のがぶ飲み、にも気をつけましょう。