40歳代、女性、主婦
左鼠径部の痛みで来院。5年ぶり。
足を開いたり、閉じたりする健康器具を買って1週間。
最初は、開くのもできなかったのが、動かせるようになったので、楽しくて毎日していたら、足がだるくなってきてまして、2日前で、マシンから降りるときに、足の付け根をグイッとねじってから、痛みが取れなくなってきた。
左仙腸関節と、定番の恥骨結合のズレを調整
足、腰、背部の筋肉を調整。
帰りには、痛み無く、帰られました。
子供たちも手が離れて、時間ができたので、健康のため運動しなくては、と、通販で購入、使用したそうです。
暑い季節では、筋肉疲労が早くきますので、始めたタイミングも影響していたと思われます。
暑さの厳しいお盆までは、運動もほどほどにしましょうね。
気温30度が涼しく感じるようになって体もなれ(順応)てきたのでしょうが、夏バテの、限界なのでしょうか、
今週は、外で仕事されている、大工さん、左官さん、造園さん、など動けないギックリ腰!!付き添い付きで来院されています。
30歳代、女性、物流作業
慢性腰痛、最近は肩こり頭痛が取れない。
職場の友人の紹介で来院
左の仙腸関節の、やや大きいズレ、首の骨1番、特に首の骨5番のずれが大きい
折りたたみベットに低反発まくら使用
2回目、4日後、施療の翌日から頭痛は無い。腰も肩も気になる程度に改善
腰も肩も、仕事しているので、こんな物だろうとがんばってきたようです。
ところが頭痛が取れなくて仕事や日常に支障が出てきたそうです。
最近の暑さによる疲労で、症状が悪くなったようです。
頭痛まで出ていたのですが、早めに来院されたのでスムーズに改善した症例です。
「寝床の平床・保温理論」です。
夏でも板の間で寝ると、肩が上がらなくなったり足腰がだるくなったりします。
寝具には、いろんな考え方がありますが、私なりに臨床経験から、まとめてみました。
暑い日が続いてますね、バテていませんか、何をしたわけでもなく、ぎっくり腰、出てます。
施療では、部屋の温度に慣れるのに世間話したり、筋肉調整や低周波を短めに調整したり、関節調整の力を軽めにしたりしています。
回復が悪い時期ですので、調整後は、お昼寝で体を休ませる。患部を冷やすなどして下さいね。
10年ぶりの患者さん。男性、50歳代、事務
斜面で草刈りしていたら左の腰が痛くなってきた。
左仙腸関節のずれ、腰部、背部の筋肉炎症
アイスパック、テーピング使用、帰りにはほぼ改善。
10年前のカルテを見たら、左足の強いシビレ
MRIで腰の骨5番4番間のヘルニア
ラセーグテスト(足を上げるヘルニアの検査)45度以下
腰の骨4番調整
1回の来院だけで、後は分からなかったのですが、本人さん
「1回でよくなりまして、今まで大丈夫だったんです」
「そうでしたか、よかったでしたね」
10年来の、施療が合わなかったのか、効果が出なかったのかのどのつかえが、スーーと取れた気分でした。
今週も、動けないようなギックリ腰が続いてます。
しかし
ギックリ腰は、腕の見せ所、「動けない人が、歩いて帰った」なんて、感動されます。
逆に、手がしびれる、足がしびれる、頭痛薬が離せない、この症状は、時間がかかり、感動は少ないです。
それなのに、ギックリ腰の何倍も気を使いますしね。
30歳代、男性、立ち仕事
慢性頭痛で2週間前からひどく痛む、夜も眠れない。右足も時々しびれる
マッサージで良くならない、病院でMRIで異常なし、ロキソニン3錠服用。
首の骨1番のズレ
5日後 2回目、「すっきり、スッキリしました。」施療完
痛み止めも飲んでるし、足までシビレがでているので、これは、時間がかかりそうだなと施療していました。
2回目に、あぁそうですか、みたいに回復した症例でした。
「奥の深いソファー」です。
寝転がれるように、ベットの様なソファー、流行ですね。
夏ですね、ギックリ腰の重傷!!
駐車場からベットまでヒーヒーの患者さん、来院しはじめました。
暑い日は、要注意、痛めたら冷湿布・冷やしてくださいね。
痛めたと思ったら、痛みが少なくても、早めに処置。
特に、氷で冷やすのが肝心です。
50歳代、女性、縫製業(ミシン)
慢性両側のお尻、腰がいたく、3日前から強くなってきた
両側の仙腸関節、腰の骨1番のズレ
2回目、9日後、右の痛みはなくなってきた。肩と首も楽になった。
3回目、18日後、お尻、腰の痛みはなく、肩こりもなく 施療完。
ミシン作業に問題があるかもと、問診していましたが、原因はミシン作業ではなくて
丸い折りたたみ椅子で食事をしていたのが悪かったようです。
肩こりのために飲んでいたサプリメントも合わなかったようです。
■7月の本は、「リサとガスパールにほんへいく」です。
パリキャラの二犬は、おしゃれさん、ですね。
ひさしぶりの患者さんとの会話
「前に紹介した○○さん、大変なんですわ」
「えーーと、だいぶ前でした?」
「何年か前になりますかねーー」
「先生に病院で診てもらうように言われて、その後、 首にガンが見つかって、手術出来ないらしいんです。
今は動けなくて大変そうです。」
「そうですか、、、カルテを診ると、3年前に病院へと書いてありました。」
「病院で診てもらってください」というのは、私には治せません、と言っているのと同じで、言い出すのに勇気がいります。
しかし、時には自分の限界をさらけ出さなければならない症例もあります。
今回も紹介して頂いた患者さんとは、「よく分かりましたね」と信頼関係が向上しました。