カイロで健康

足首の骨折あと

足首の骨折あとが腰痛を引き起こしていた症例です。。

●はじめに
40歳代、男性、製造業(立ち仕事)
20年以上前にギックリ腰で、それから時々腰が痛くて、整体に行っていたが、
閉めてしまったので困っていたら、職場の同僚の紹介で来院。

2週間前から左腰痛が良くならない。

・症状と結果
うつむき時に左足が15mm長い。
左腰痛なのに、右の足が緊張している。
足首を診ると、右の一部の動きが悪い。
聞いてみると、中学生の時に、骨折したのが、回復していないようだ

両仙腸関節、両膝、両足首、右足の筋肉の緊張を調整。

7日後、2回目、3日目ぐらいから楽になって、立ち仕事も足が張らない。
足の長さが反転、右足が7mm長い。
右仙腸関節、腰椎5番を調整、両足長さも安定、足の緊張も改善。


・あとがき
中学時代の骨折の影響が残っているとは、本人も驚きでした。
いつも右足が張ってきて、左の腰が痛くなるパターンだったようです。

足から来ているのも、納得できる症例でした。   
                                      ・・・メルマガ604号より・・・

左足が15mm長い 初検では、
左腰痛、特に腰の上あたりに痛み。
(腰方形筋が張っている。)

左足が15mm長く、両仙腸関節の動きが悪い。


左足に比べて、右足の後ろ側が張っているので、調べると、
右の足首(足関節)の動きが悪い、左より太く変形している。
これが、中学時代に痛めたあとだと考えられます。

足の関節と靱帯を調整したところ、動きがかなり改善しました。

足の長さが反転、右足の張りも改善 7日後、2回目の来院
腰痛は改善。
右足の張りも改善し、立ち仕事が楽になりました。

しかし、足の長さが、反転し、右足が7mm長くなりました。
このような、反転がある場合は、最初に痛めた状況が再現されていると考えられます。
右の仙腸関節、腰椎5番を調整後、両足は、すぐそろいました。
その後、筋肉を調整し、約30分後に再検査しても、足長は同じで安定した状態で施療完。



この症例では、右の足がやや大きくなってしまっているので、オーダーメイドの靴が、好ましいです。
市販の靴では、左を基準にした場合、右足がきつくなり、骨の変形を進めることになりかねません。
右を基準にすると、左は、やや大きめになりますが、安全だと考えられます。
2回目の来院時に伝えておきました。

右足首から左腰痛 1、右足の骨折が治っても、関節の動きが回復していないので、
無意識のうちにも、右足首をかばってしまう。

2、右足に無理な負担がかかり、筋肉や靱帯が張ってしまう。

3、足をかばうために、左の腰に負担がかかり、痛みとなってしまう。

4、さらに無理が、仙腸関節や腰椎5番のズレを引き起こし、
慢性的な腰痛となってしまうと考えられる症例でした。
骨折が治ったあとは、関節の動きを回復させておくことが、大切だと再認識させられる症例でした。
カイロで健康 「臨床」へ戻ります >>