可動性亢進関節は、関節の可動性(動き)が、異常に大きくなって痛みが出ます。
痛みがある関節を、調整しないので、患者さんは「おや??」と思います。
症例から仙腸関節を考察してみました。
●一般的には、仙腸関節は、不動(動かない)関節とされていますが、
カイロプラクティックでは、可動する、重要な関節として扱っています。
■検査では、
足を上げた時に、骨盤の動きを調べます。
▼症例では、右の腰痛で来院されました。
・左の仙腸関節の動きが悪い。
・右の仙腸関節が、異常に大きく動き
可動性亢進関節と判断しました。
●正常な状態
仙腸関節は、両側とも動きます。
■ステップ1
左仙腸関節に軽い腰痛が発生!!
■ステップ2
数ヶ月そのままにしておくと、左の仙腸関節は動きを失ってしまいます。
▼ステップ3
右の仙腸関節の負担が多くなり動きが大きくなり (可動性亢進)、強く痛みだします。!!!
この症例では、左の仙腸関節を正常にすることで右の仙腸関節は、自働的に回復します。
4回の施療(20日間)で回復しました。