膝痛の患者さんは、以前に腰痛を患っていることが、多く診られますので
腰痛から膝痛に進行する過程を考察してみました。
●初期では、腰の骨のズレ、軽い腰痛で、1ヶ月から3ヶ月で周辺組織が、順応して腰痛は時々生じます。
■中期になると、腰の痛みだけでなく、足の方にシビレが生じてきます。
■進行期になると、シビレの先にある筋肉が弱体化してきます。
このころになると、腰も痛いし、足もしびれ、歩きにくくなります。
▼障害期には、筋肉が支えている膝の動きがわるくなったり、動かすと痛みがでて、腰や足も痛い。
膝が痛くて正座はできない状態になります。
そのまま無理な姿勢をしますので、膝関節を中心に関節が変形してきます。
●カイロプラクティックでは、膝の施療はもちろん、根本である腰の骨も施療します。
■問診から、腰痛から膝痛になるのに、1年から3年の年月が、かかっているようです。
▼回復には、靱帯などの組織が改善する期間(3ヶ月から1年)程度かかることもあります。
膝痛になる前に、腰痛を回復させておきましょう。