膝痛の患者さんは、腰の骨1番、3番を調整している事が、多いように感じますので、調べてみました。
膝が痛む患者さんと、腰だけが痛む患者さんを
腰の骨5番、3番、1番に分けて、調整している割合を出してみました。
その結果
膝が痛む患者さんは、腰だけが痛む患者さんに比べて
腰の骨3番、1番を調整している割合が高くなっていました。
膝を伸展させる四頭筋の神経は、腰の骨4,3,2,1番から出ています。
この結果からも腰の骨3番、1番が膝痛に影響を与えていると考えられます。
腰の骨3番、1番では、大腿神経、閉鎖神経が出ています。
その神経は、膝の筋肉に走っていますので、膝に問題を引き起こし痛めると考えられます。
また腰の位置で、腰方形筋や大腰筋の神経が出ていますので腰の上側に痛みが出ます。
腰の骨5番では、坐骨神経が出ています。
その神経は、膝下の筋肉に行っており、足が痛むこともよく見られます。
また梨状筋への神経が出ており、腰の下側に痛みが出ていることもよく経験します。
膝痛、腰痛、足痛は、腰の骨の調整が必要です。