肩の打撲後遺症によって、慢性な首痛・肩こりになっていた症例です。
20歳代、男性、教師
慢性の肩こり、首痛、胸部も痛む、1週間前から特にひどい
同僚の紹介で来院。
痛みを訴えは、首から肩にかけてと、前側の胸部にも痛みがありました。
スポーツをしているので、筋肉質で肩こりが似合わない体型です。
触診をしていると、左の肩に特異的な変形が診られたので、聞いてみると数年前に肩を痛めた事があったそうです。
部位をゆびさしてもらうと、変形している肩鎖関節に捻挫あとがありました。
そのときに、肩鎖関節だけでなく、他の部位にもダーメージがあったと考えられました。
肩胛骨を中心に詳しく検査した結果
背中の骨1番の前方変移、さらに、肩鎖関節、胸鎖関節もズレがありました。
その関節を調整した結果
6日目、2回目には、すっかりとよくなりました。
スポーツなどのけがは、
傷めた部位だけでなく、関連する関節も診ておかないと、痛みが慢性化する症例でした。