カイロで健康

マットレスのへたり

マットレスのへたりで、腰痛や肩こりになる症例を考察してみました。


マットレスの変形

特徴は

腰痛や肩こりで来院されて問診をしていると、


マットレスの反転

このような、問診の時に
ベッドのマットレスを上下(頭・足)に反転してもらうと症状が改善し、再発しなくなることが、よく見られます。

マットレスを反転した場合、体に当たる部位が変わるためだと考えられます。(ベッドローテーション)


マットレスのへたりと体の痛む場所

体に当たる部位が変わると症状が改善されることから、
マットレスの長い間の使用で、肩や腰の部位にへたりが生じて その部位で筋肉がひきつれたり、関節がズラされて肩こりや腰痛を引き起こしていると考えられます。

へたりとは、マットレスが体の形にへこんで戻らない現象です。
マットレスのへたりの早い部位は、体の膨らんだ部位である、肩甲骨、腸骨の部位になり腰痛、肩こりの症状と合います。

寝具店の記事でも、へたりが、腰痛、肩こりの原因になると書かれています。
また、マットレスの寿命は、5年程度と書かれており、患者さんの症状が出る時期が4、5年目と合います。


へたりの対策は

マットレスを反転させたり裏返したりするローテーションでホテルなどでは、3ヶ月毎(シーズン毎)に、ローテーションをしているようです。

しかし

日本人は、布団の位置を変えると、足の部位が頭にくるためローテーションの発想がありません。
またベッドの歴史が浅いのでローテーションの知名度が薄いのも原因でしょう。

そこで

衣替えに合わせて、マットレスのローテーションをする習慣をおすすめします。

ベッドのマットレスレスは、ローテーションして、へたり予防!
へたり予防で、腰痛・肩こりも防ぎましょう

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