僧帽筋と胸鎖乳突筋は、肩こりに必ず出て来る、筋肉です。
その筋肉を支配する、副神経は、脊柱からでておらず例外ともいえる神経なので、考察してみました。
●副神経の走向ルート
■始まりの核は、頚髄の1番から5・6番から細胞柱を作ります。
■核から集まった脊髄根は、大後頭孔を、通り頭蓋の中に入ります。
頭蓋の中の副神経は、頭蓋に開いた頚静脈孔を通って、頭蓋から出ます。
■出た神経が、胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配します
●副神経に異常(麻痺など)が、生じると僧帽筋や胸鎖乳突筋の力が弱くなり、
■肩を挙げにくくなる。
■首を回しにくくなる。
■肩や肩甲骨が、下がる。
などの症状がでます。
●副神経
■脊髄の1番から5、6番から始まり、その部位の頚椎に異常が発生すると副神経にも異常が発生し僧帽筋や胸鎖乳突筋の動きが悪くなると考えられます。
▼ただし、頚椎の異常が、副神経に影響を及ぼしている点については、推測であり、今後の研究が待たれるところです。
肩こりは、カイロプラクティックにおまかせ