2018年の夏は、猛暑でした。
2010年の猛暑と比較してみました。
水分不足で足が硬直するホーマンズサインは、6月に収束していました。
7月になると、足がだるい、足の付け根が伸びない、腰が伸ばせないなどの患者さんに、足のむくみが診られました。
水分補給に気をつけていても、筋肉が熱疲労して行ったのではないかと考えられます。
2010年の猛暑に比べ、同じような症状が、1ヶ月早いです。
8月に入ると、足腰に加えて肩首の筋肉に、むくみを感じられるようになってきました。
頭痛、肩が上げられない、首が回せないなどの患者さんが増えました。
筋肉の熱疲労が、拡大していったのではないかと、考えられます。
2010年の特長としては診られない症状です。
例年に診られる、お腹が冷えてぎっくり腰、冷房の冷えすぎで首が回らない患者さんは、ほとんどありませんでした。
参考:Time-j.net
2018年は、7月の気温が、2010年の8月の気温と同じようになり、1ヶ月症状が早く出た要因だったと考えられます。
2018年は、7月から高温で、2010年に比べ、猛暑の期間が長く、足腰に始まり肩や首まで熱疲労が、蓄積されていったのが大きな要因だったと考えられます。
熱疲労は、ジワジワやってきます、無理せずに無事に乗り切りましょう。