カイロで健康

足首ねんざ

痛みが長引いていた、足首ねんざの症状です。

●はじめに

小学生高学年、男子、サッカー
1ヶ月前に足首をねんざ、1ヶ月以上接骨院に通っている。
強い痛みは取れたが、動かすと痛いのが取れない。足首にテーピングぐるぐる巻きで来院。

・症状と結果

足首(足関節)の動きは問題ない。
痛みの部位を問診すると、外側を指さしてので、調べると、腓骨がずれている、これは、「遠位腓骨結合損傷」の前状態。
腓骨の足首側を調整。
ここがポイントなのですが、腓骨の痛みの無い側、膝側も調整。低周波を軽く使用して、背骨全体を調整。
首の骨に大きな左ズレを発見、調整。

・あとがき

帰りには、テーピング無しで、痛み無く改善。
首の骨のズレは、アメフトをしたあと痛めていたそうです。

メルマガ474号

足首の捻挫 脛腓結合

足首の捻挫には、いろいろな症状があります。
今回の症例は、一般的に多く見られる距骨下関節を調べたところ、動きや腫れもなく問題はありませんでした。
問診で話されたように、強い痛みはすぐに引いたことから、距骨下関節に発生していた障害は、軽傷で早く改善したと考えられます。

その他の関節を調べていくと、腓骨結合にズレが見られました、腫れが見られない事から靱帯の損傷は、軽傷だったか修復されているようでした。
「遠位脛腓骨結合損傷」と言われる前段階だと考えられます。


腰の骨4番5番と仙腸関節から膝・脛腓骨関節

施療として、痛みの出ている脛腓骨関節の足首側(遠位)の調整はもとより、膝側(近位)や膝関節も受傷時に影響を受けている可能性がありますので、合わせて検査、調整をします。

さらに、ねんざをした原因が、足の筋肉への神経伝達に問題があり、足の動きと実際の状況が合わなくなります。
そのため、つまずいたり、引っかかったり、ねじれたりして、ねんざを引き起こす(トリガー)になっていると考えられます。
そこで腰の骨4番5番、仙腸関節を中心に、背骨を検査、調整します。
メルマガの症例では、左仙腸関節を調整しました。

カイロで健康として

足首から離れている背骨を正常にしておくことで、ねんざの再発予防が出来ると考えています。

「ねんざ」は、しっかり良くして、
楽しいウォーキングで元気な毎日をお祈りいたします。

カイロで健康
「臨床」