寝床には、いろいろな考え方があります。
そのような中で臨床経験から寝床に気をつける点
平床・保温を考察してみました。
黄色人種モンゴロイド系の日本人は、立位時において背骨のカーブが大きく農耕作業に適していると言われています。
寝ているときに、背骨のカーブは、自由に伸びている状態になります。
また寝返りをすることで緊張を解き放し疲れた体の回復を図っていると考えられます。
臨床経験上から
などで、肩こり・腰痛が発生しています。
臨床経験から、1日の疲れを取り寝返れる健康な毎日を贈るためには、
平たく凹凸が少なく水平で、寝返りがしやすい寝床が良いと考えられます。
寝床の冷えやすい寝床は、筋肉の硬直、血液循環不良などを生じさせ、疲労が回復しにくくなります。
臨床経験では、フローリング床で寝ていた、すのこベット、2段ベットの下段などで冷えの対策をしたことで、
肩痛、背部痛、腰痛、足痛などが改善した多くの症例から、保温性が大切であることを証明しています。
つまり臨床経験から、1日の疲れを取り毎朝元気に起きるためには、寝床の保温性が大切であると考えられます。
寝返りがしやすい平床、保温性がある寝床が、健康には、大切だと考えます。