カイロで健康

寝床の平床・保温理論

寝床には、いろいろな考え方があります。
そのような中で臨床経験から寝床に気をつける点
平床・保温を考察してみました。


脊柱カーブ

●平床理論

黄色人種モンゴロイド系の日本人は、立位時において背骨のカーブが大きく農耕作業に適していると言われています。

寝ているときに、背骨のカーブは、自由に伸びている状態になります。
また寝返りをすることで緊張を解き放し疲れた体の回復
を図っていると考えられます。


平床状態の背骨

臨床経験上から

などで、肩こり・腰痛が発生しています。

臨床経験から、1日の疲れを取り寝返れる健康な毎日を贈るためには、
平たく凹凸が少なく水平で、寝返りがしやすい寝床が良いと考えられます。


フローリング床で冷え

●保温理論

寝床の冷えやすい寝床は、筋肉の硬直、血液循環不良などを生じさせ、疲労が回復しにくくなります。

臨床経験では、フローリング床で寝ていた、すのこベット、2段ベットの下段などで冷えの対策をしたことで、
肩痛、背部痛、腰痛、足痛などが改善した多くの症例から、保温性が大切であることを証明しています。

つまり臨床経験から、1日の疲れを取り毎朝元気に起きるためには、寝床の保温性が大切であると考えられます。

寝返りがしやすい平床、保温性がある寝床が、健康には、大切だと考えます。

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